報道発表資料
令和元年度に実施する「アジア水環境改善モデル事業」について、7件の応募があり、厳正な審査の結果、対象事業4件を選定しましたので、お知らせします。
1.「アジア水環境改善モデル事業」について
環境省では、政府の成長戦略の一環として、我が国の民間企業が有する技術(中小規模生活排水処理や産業排水処理、水域の直接浄化、モニタリングなど)を活かしたアジア域内の水ビジネス市場への進出を支援する目的で、平成23年度から「アジア水環境改善モデル事業」を開始しています。
本事業は、我が国の民間企業による、水質汚濁が深刻化しているアジア・大洋州諸国の水環境改善に関して具体的な海外展開の計画のある事業について、実現可能性調査の実施等の支援を行うことを通じ、アジア・大洋州諸国の水環境の改善を図るとともに、モデル事業を通じて把握した事業化に当たっての課題等を事例として、水環境改善ビジネスの海外展開促進のための今後の施策の在り方等を検討するものです。
2.対象事業の公募と選定結果について
令和元年7月12日から8月23日まで、本事業の対象事業を公募したところ、7件の応募がありました。これらの中から、有識者で構成された「アジア水環境ビジネス展開促進方策検討会」によるヒアリング審査を踏まえ、別紙のとおり対象事業4件を選定しました。
選定された事業者は今年度、提案した地域において、実現可能性調査(FS)を通じた事業計画書の作成を行い、実現可能性が評価された場合は次年度以降、事業計画に基づく実証試験、事業効果やビジネスモデルとしての適用性の検証等を行います。
添付資料
連絡先
環境省水・大気環境局水環境課
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8312
- 課長筒井 誠二(内線 6610)
- 課長補佐橋本 翼(内線 6618)
- 係長松本 信也(内線 6624)