報道発表資料
このたび、「令和元年度EV/FCバス・トラック等のユースケース毎の航続距離等の特性に関するデータ収集及び事業性検証委託業務」の実施に係るデータ収集・提供事業者の公募の審査の結果、2件を採択することとしましたのでお知らせします。
1.事業の概要
環境省では第五次環境基本計画において、SDGsやパリ協定といった脱炭素化の潮流と地域が抱える課題に対する環境・経済・社会の統合的向上に向け、各地域がその特性に応じ、地域資源を活かし、自立・分散型の社会を形成しつつ、近隣地域と連携することで「地域循環共生圏」を構築することを掲げています。
地域循環共生圏の構築に当たっては、平成30年12月中央環境審議会・総合政策部会で提示された資料2-2※「地域循環共生圏(日本発の脱炭素化・SDGs構想)」にあるように5つの柱(「エネルギー」、「交通・移動」、「ライフスタイル」、「防災」及び「ビジネス」)に係る取組を圏内の地域間が各地域の強み・特性を最大限に発揮し、相互連携しながら、更に持続可能な形で進めていくことが極めて重要です。
本事業では、上記のうち「交通・移動」に関して、将来の地域の公共交通・物流分野の主軸を担うEV/FCバス・トラック等のモビリティを対象に、将来的な利用促進に向けた開発を推進するため、ユースケース毎に満たすべき航続距離等の特性に関するデータ収集及び事業可能性を検証することを目的としています。
※右記URL参照 https://www.env.go.jp/council/02policy/mat97_2_2.pdf
2.審査の結果
公募期間 令和元年7月1日(月)~同年8月2日(金)17:00
採択件数 2件
事業者 |
事業名 |
株式会社みちのりホールディングス |
多様な地方都市における最適EVバス導入を目指したデータ収集と事業性検証 |
三菱ふそうトラック・バス株式会社 |
商用車における電動車の有効活用と多様なユースケースの事例検討 |
連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8339
- 室長相澤 寛史(内線 6771)
- 室長補佐井上 有希子(内線 6769)
- 係長稲見 啓(内線 7788)
- 担当中平 航太(内線 7775)