報道発表資料

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2019年07月04日
  • 自然環境

生物多様性トロンハイム会合ハイレベルセグメントの結果について

7月2日(火)にトロンハイム(ノルウェー)で、生物多様性トロンハイム会合ハイレベルセグメントが開催されました。日本からは勝俣孝明環境大臣政務官が出席し、生物多様性の新たな世界目標(「ポスト2020目標」)にかかる生物多様性分野の我が国の取組等について紹介しました。本会議では、成果文書として「トロンハイム行動への呼びかけ(The Trondheim Call for Action in the Face of the Extinction Crisis)」が採択されました。

1. 会合日程・場所


日程:令和元年7月2日(火)
場所:トロンハイム(ノルウェー)

2. 参加国・団体など


ノルウェー政府の招待に応じ、生物多様性に熱心に取り組んでいる閣僚や、国連環境計画(UNEP)、生物多様性条約事務局(CBD)等の国際機関等が参加しました。我が国からは、勝俣孝明環境大臣政務官及び環境省担当官が出席しました。

3. 主な成果


勝俣孝明環境大臣政務官は、閣僚級円卓会議「ポスト2020目標のための野心と行動」において、本年6月に長野県・軽井沢町で開催した「G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」の成果や、「ポスト2020目標」における、生物多様性の取組への参加者の裾野を更に拡げるための日本の経験として、「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」や「SATOYAMAイニシアティブ」について紹介し、参加者にも同様に取り組んでいくよう呼びかけました。
また、勝俣孝明環境大臣政務官は、ワーキングディナー「世界的に貿易取引されている農作物にかかる森林破壊の削減」に出席し、各国出席者と主に経済活動と環境保全を循環させていくことの必要性等について、意見を取り交わしました。
更に、終了時には、本会議の成果文書として「トロンハイム行動への呼びかけ(The Trondheim Call for Action in the Face of the Extinction Crisis)」が採択されました。

4. 個別会談


勝俣孝明環境大臣政務官は、会合期間中、①ノルウェーのオーラ・エルヴェストゥーエン気候・環境大臣、②フィンランドのクリスタ・ミッコネン環境・気候変動大臣、③コスタリカのカルロス・マニュエル・ロドリゲス環境大臣、④中国の翟青生態環境部副部長、⑤カナダのマルティーヌ・デュバック環境気候変動省次官補との間で、「ポスト2020目標」での重要になる要素等について意見交換を行いました。

添付資料

連絡先

環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性戦略推進室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8275
  • 室長中澤 圭一(内線 6480)
  • 専門官稲子谷 昂子(内線 6482)
  • 専門官蔵本 洋介(内線 6489)

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