報道発表資料
- 再生循環
令和元年度水銀廃棄物の適正管理に関連したワークショップ(Workshop on Synergies in Mercury Waste Management)の開催について
1.背景
水俣条約では、加盟国に対して水銀廃棄物を環境上適正な方法で管理することを求めています。
昨年秋に開催された水俣条約第二回締約国会議(COP2)において、条約における水銀廃棄物の閾値について専門家による議論をすることが決定され、「水銀廃棄物の閾値に関する専門家会議」が令和元年5月27日~29日に大阪で開催されることとなりました。
環境省では、水銀廃棄物の分野で世界をリードするべく、国連環境計画(UNEP)世界水銀パートナーシップに参加するとともに、UNEP国際環境技術センター(IETC)の水銀廃棄物プロジェクトを支援しています。
このような背景の下、上述の専門家会議に併せて、水銀廃棄物の環境上適正な管理のために必要な途上国の能力向上や、他の国際枠組との協力等について関係者の間で理解を深めるため、水俣条約事務局及びUNEP IETCとともに、水銀廃棄物の適正管理に関連したワークショップを共催いたします。
本ワークショップを通して世界の水銀廃棄物の適正管理の促進に貢献するとともに、本ワークショップでの議論の結果について今後のCOP3以降の国際会議等に活用していきたいと考えております。
2.ワークショップの概要
(1)日程等
名 称:水銀廃棄物の適正管理に関連したワークショップ(Workshop on Synergies in Mercury Waste Management)
日 時:令和元年5月30日(木)~31日(金)
会 場:〒538-0036 大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-163 鶴見ノ森 迎賓館 会議室「ひだまりの森」
主 催:環境省、水俣条約事務局及びUNEP IETC
使用言語:英語(通訳なし)
(2)プログラム案(詳細については別添参照)
以下に関するプレゼンテーション及び議論が行われます。
○水銀廃棄物管理における能力形成・技術支援・技術移転に関するニーズの特定
○水俣条約における水銀廃棄物とその他の多国間環境協定とのシナジー
○水俣条約第11条(水銀廃棄物)と第4条(水銀使用製品)、第8条(大気排出)、第9条(水・土壌放出)等のその他の条項との関係
※プログラムは変更になる場合があります。
3.その他
(1)本ワークショップ終了後、結果の概要を公表する予定です。
(2)報道関係者の皆様へ
報道関係者でワークショップの傍聴を希望される方は、あらかじめ「4.ワークショップに関する問合せ先」に、「水銀廃棄物の適正管理に関連したワークショップ」の傍聴を希望する旨、御氏名(フリガナ)、御連絡先(電話番号、FAX 番号)、勤務先及びメールアドレスを明記の上、お申込みください。複数名お申込みの場合も、お一人ずつ記載事項をお書きください。
なお、カメラ撮影については、会議の冒頭のみとさせていただきます。
4.ワークショップに関する問合せ先
本ワークショップの事務は、環境省からの請負業務として株式会社エックス都市研究所が担当いたします。お問合せの方は、こちらへ御連絡ください。内容を確認後、御返答いたします。
<連絡先>
株式会社エックス都市研究所
E-mail hgsoudan@exri.co.jp
担当:水銀廃棄物ワークショップ担当
添付資料
連絡先
環境省環境再生・資源循環局廃棄物規制課
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5501-3157
- 課長成田 浩司(内線 6871)
- 課長補佐寺井 徹(内線 7872)
- 主査光山 拓実(内線 6881)
- 係員伊藤 優吾(内線 6888)