報道発表資料
環境省では、平成19年6月に閣議決定された21世紀環境立国戦略において、今後1、2年で重点的に着手すべき環境政策として位置付けられた豊饒の「里海」の創生を図るため、平成20年度から里海創生支援事業に取り組んでおります。
その一環として、三重県志摩市とともに英虞湾の里海創生を支援していくためのシンポジウムを開催します。
1.開催趣旨
真珠養殖等により海域環境が悪化したことから、様々な機関が一体となり環境保全と真珠生産活動が調和した環境創生を目指し、研究開発、成果の公表等を実施するなど先進的な取組が進められている英虞湾において、今後、更なる海域環境保全に向けた取組を促進するため、里海というコンセプトやその重要性、創生に向けた情報を発信するため開催するものです。
2.開催概要
- ・日時:
- 平成21年1月31日(土)13:00~16:45(開場12:30)
- ・場所:
- 志摩市商工会館 多目的ホール 志摩市阿児町鵜方5012番地
- ・参加費:
- 無料
- ・定員:
- 200人
- ・主催:
- 環境省、志摩市
- ・後援:
- 三重県、三重県漁業協同組合連合会、三重県真珠養殖連絡協議会
3.進行プログラム
- ■開会挨拶
- (13:00~13:10)
- ■基調講演I
- (13:10~13:35)
- 「里海の概念となぜ今、里海なのか」
- 松田 治 広島大学名誉教授
- ■基調講演II
- (13:35~14:00)
- 「里海の創生と市民活動」
- 高山 進 三重大学生物資源学部 教授
- ■事例紹介
- (14:00~15:00)
- 「みえのうみの取り組みについて」
- 藤島 弘幸 三重県農水商工部水産資源室
- 「英虞湾自然再生協議会の活動について」
- 前川 行幸 英虞湾自然再生協議会会長
- 「志摩の海を守る会の活動について」
- 原条 誠也 志摩の海を守る会
- 「志摩自然学校の活動について」
- 生賀 照央 志摩自然学校
- ■パネルディスカッション(15:15~16:45)
- 「里海の創生に向けた活動の方向性と進め方(仮題)」
- ◇コーディネーター
- 松田 治 広島大学名誉教授
- ◇パネリスト
- 高山 進 三重大学生物資源学部教授
前川 行幸 英虞湾自然再生協議会会長 中井 義久 真珠養殖業
竹内 伸樹 ネイチャー100プロジェクト
大口 秀和 志摩市長
- ※
- 上記内容は現時点での予定です。発表者の都合等により、プログラムの一部を変更する場合があることをご承知置きください。
4.参加の問い合わせ先等
- 志摩市産業振興部水産課 電子メール suisan@city.shima.lg.jp
- TEL 0599-44-0289
添付資料
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局水環境課
閉鎖性海域対策室(直通03-5521-8317)
室長:尾川 毅 (6660)
室長補佐:正賀 充 (6661)
主査:篠田 宗純(6666)
担当:三輪 憲史(6665)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成20年8月18日
- 平成20年度里海創生支援海域の選定について(お知らせ)
- 平成20年7月8日
- 平成20年度里海創生支援海域の公募について