報道発表資料
環境省は、18日、山形県で計画されている「JRE酒田風力発電所更新計画計画段階環境配慮書」(ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
本事業は、山形県酒田市に設置済みの「JRE酒田風力発電所」において、風力発電設備の更新を行うことにより、最大で総出力37,800kWの風力発電設備を設置するものである。
環境大臣意見では、(1) 既存の風力発電設備等におけるこれまでの調査で得られた情報及び環境影響評価の際に得られた情報を収集・整理するとともに、他事業者との情報交換等に努め、累積的な影響について適切な予測及び評価を行うこと、(2) 風力発電設備等を住居等から離隔すること等により、騒音等や風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、(3) 風力発電設備の配置等の検討に当たっては、専門家等からの助言を踏まえ、鳥類に関する調査、予測及び評価を行い、必要に応じ追加的な環境保全措置を講ずることにより、鳥類への影響を回避又は極力低減すること等を求めている。
本事業は、山形県酒田市に設置済みの「JRE酒田風力発電所」において、風力発電設備の更新を行うことにより、最大で総出力37,800kWの風力発電設備を設置するものである。
環境大臣意見では、(1) 既存の風力発電設備等におけるこれまでの調査で得られた情報及び環境影響評価の際に得られた情報を収集・整理するとともに、他事業者との情報交換等に努め、累積的な影響について適切な予測及び評価を行うこと、(2) 風力発電設備等を住居等から離隔すること等により、騒音等や風車の影による生活環境への影響を回避又は極力低減すること、(3) 風力発電設備の配置等の検討に当たっては、専門家等からの助言を踏まえ、鳥類に関する調査、予測及び評価を行い、必要に応じ追加的な環境保全措置を講ずることにより、鳥類への影響を回避又は極力低減すること等を求めている。
1.背景
環境影響評価法及び電気事業法は、出力10,000kW以上の風力発電所の設置又は変更の
工事を対象事業としており、環境大臣は、事業者から提出された計画段階環境配慮書※に
ついて、経済産業大臣からの照会に対して意見を述べることができる。
今後、経済産業大臣から事業者であるジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社に
対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で
事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価(環境影響評価方法書、準備書、評価書)を
行うこととなる。
※計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において、重大な
環境影響の回避・低減についての評価を記載した文書。
2.事業の概要
・事業者 ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社
・事業位置 山形県酒田市(事業実施想定区域面積 約33ha)
・出力 最大37,800kW(4,200~4,800kW級×7~9基程度)
3.環境大臣意見
別紙のとおり。
(参考)環境影響評価に係る手続
・平成30年12月4日 経済産業大臣から環境大臣に意見照会
・平成31年1月18日 環境大臣から経済産業大臣に意見提出
添付資料
連絡先
環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8237
- 室長坂口芳輝(内線 6231)
- 室長補佐鈴木清彦(内線 6233)
- 担当一村道明(内線 6253)
- 担当工藤美紀男(内線 6253)