報道発表資料
環境省は、30日、愛媛県で計画されている「(仮称)八幡浜ウィンドファーム計画段階環境配慮書」(株式会社ガイアパワー)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
本事業は、愛媛県八幡浜市において、最大で総出力48,000kWの風力発電所を設置する事業である。
環境大臣意見では、(1) 風力発電設備への衝突事故や移動経路の阻害等による鳥類への影響を回避するため、専門家等のからの助言を踏まえた適切な調査を実施し、風力発電設備の配置等を検討すること。(2) 土砂崩壊及び流出の可能性の高い箇所の改変を回避するとともに土地の改変量を最小限に抑えること等により、自然環境への影響を回避又は極力低減すること等を求めている。
本事業は、愛媛県八幡浜市において、最大で総出力48,000kWの風力発電所を設置する事業である。
環境大臣意見では、(1) 風力発電設備への衝突事故や移動経路の阻害等による鳥類への影響を回避するため、専門家等のからの助言を踏まえた適切な調査を実施し、風力発電設備の配置等を検討すること。(2) 土砂崩壊及び流出の可能性の高い箇所の改変を回避するとともに土地の改変量を最小限に抑えること等により、自然環境への影響を回避又は極力低減すること等を求めている。
1.背景
環境影響評価法及び電気事業法は、出力10,000kW以上の風力発電所の設置又は変更の工事を対象事業としており、環境大臣は、事業者から提出された計画段階環境配慮書※について、経済産業大臣からの照会に対して意見を述べることができる。
今後、経済産業大臣から事業者である株式会社ガイアパワーに対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価(環境影響評価方法書、準備書、評価書)を行うこととなる。
※計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において、重大な環境影響の回避・低減についての評価を記載した文書。
2.事業の概要
・事業者 株式会社ガイアパワー
・事業位置 愛媛県八幡浜市(事業実施想定区域面積 約379.5ha)
・出力 最大48,000kW(3,200kW級×最大15基程度)
3.環境大臣意見
別紙のとおり。
(参考)環境影響評価に係る手続
・平成30年10月18日 経済産業大臣から環境大臣に意見照会
・平成30年11月30日 環境大臣から経済産業大臣に意見提出
添付資料
- 連絡先
- 環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8237
室長 坂口芳輝 (内6231)
室長補佐 鈴木清彦 (内6233)
担当 工藤美紀男(内6253)