報道発表資料

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2018年08月01日
  • 地球環境

第3回山の日カーボン・オフセットキャンペーンの実施について

環境省は、経済産業省と連携し、国立公園周辺で運行されるシャトルバスや周辺観光施設、山の日関連イベント等から排出されるCO2を、周辺地域における省エネ・再エネ設備の導入や、森林管理によって削減・吸収されたCO2で埋め合わせる「カーボン・オフセット」を、山の日(8/11)前後の期間に実施します。
豊かな自然に触れ合いながら、環境に負荷をかけないよう、また自然と共生する社会の実現に向けた行動を喚起していきます。

1.第3回山の日カーボン・オフセットキャンペーンについて

環境省は、経済産業省と連携し、民間事業者や団体のご協力の下、国立公園周辺のシャトルバス運行及び道の駅、周辺観光施設の運営並びに山の日関連イベントの参加者の移動に伴い排出されるCO2を、周辺地域で削減・吸収されたCO2で埋め合わせる「カーボン・オフセット(※1)」を実施します。

本キャンペーンでは、キャンペーン実施地域でJ-クレジット(※2)として認証された省エネ・再エネ設備の導入や森林管理により削減・吸収されたCO2を用いて、カーボン・オフセットを実施するもので、地産地消型の取組を行います。

環境省は、こうした取組を通じて、地球温暖化防止に向けた行動への参加を国民に広く呼びかけます。

2.協賛事業者の募集について

本キャンペーンの実施に当たり、カーボン・オフセットに必要なJ-クレジットをご提供いただける「協賛事業者」を8月末日まで募集しています。

詳しくは、「本キャンペーンについての問合せ先」までお問合せください。

3.キャンペーン実施場所について

富士箱根伊豆国立公園、阿蘇くじゅう国立公園及びその周辺観光施設並びに高尾山周辺でカーボン・オフセットキャンペーンを実施します。

<富士箱根伊豆国立公園周辺>

富士スバルライン、富士山スカイライン(シャトルバス) (8/11~8/17開催)

山梨県立富士山世界遺産センター (8/1~8/31開催)

山梨県富士山五合目総合管理センター (8/1~8/31開催)

道の駅「富士川楽座」 (8/1~8/31開催)

※富士山における山の日カーボン・オフセットキャンペーンは、今年で3回目です。

<阿蘇くじゅう国立公園周辺>

阿蘇山ロープウェー代行バス「阿蘇山ループシャトル」 (8/11~8/17開催)

道の駅「あそ望の郷くぎの」 (8/1~8/31開催)

<高尾山周辺>

八王子市主催「上川の里散策&里の手入れ体験」 (8/11開催)

TAKAO 599 MUSEUM (8/11~8/13開催)

道の駅「八王子滝山」 (8/1~8/31開催)

本キャンペーンについて、詳しくは以下のウェブサイトをご参照ください。https://japancredit.go.jp/cp/15/

本キャンペーンについての問合せ先

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 パブリックセクター

(平成30年度J-クレジット活用促進支援委託業務の実施事業者)

電話:03-6867-8916  電子メール:jcredit-prom@tohmatsu.co.jp

※1 カーボン・オフセットとは

日常生活や経済活動から排出されるCO2などの温室効果ガスを、他者の排出削減活動を支援することで埋め合わせる(オフセット)という考え方です。

具体的には、自らが排出する温室効果ガスの量を把握し、減らす努力をした上で、削減できなかった排出量に見合う削減活動への資金提供等を行うことにより、排出量を実質的にゼロにするものです。

※2 J-クレジットとは

ボイラー更新やLED照明への交換、太陽光発電設備の導入などによるCO2を始めとした温室効果ガスの削減量や、植林・間伐などの森林の適切な管理によって植物がCO2を吸収する量を国が「クレジット」として認証したものです。

J-クレジットは、カーボン・オフセットや企業による温室効果ガス削減目標の達成など、さまざまな用途に活用されています。

<J-クレジット制度ウェブサイト>

https://japancredit.go.jp/

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課市場メカニズム室
代表    03-3581-3351 
直通    03-5521-8354 
室長    鮎川智一(内線 7716)
課長補佐  岸 雅明 (内線 6721)
担当    根岸華子(内線 7743)

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