報道発表資料
環境省は、平成21年1月28日(水)に、地域からの循環型社会づくりについて意見交換会を開催します。
1.趣旨
第2次循環型社会推進基本計画においては、国民、NGO/NPO、事業者、地方公共団体、国など様々な関係者がそれぞれの役割を持って十分に連携を図りながら、循環型社会づくりを進めることが求められています。また、地域の特性を生かし、地域での資源循環の輪を作る「地域循環圏」の考え方も新しく盛り込まれました。
環境省では、これら計画に盛り込まれた事項に基づき、様々な関係者の協働による地域からの循環型社会づくりの道筋について、それぞれの情報・経験を共有し、今後の課題について意見交換会を行うことにより、今後の各種政策・活動指針に生かすことを目指します。
2.意見交換会の概要
意見交換会では、情報提供として、国の政策担当者からのブリーフィングと地域での循環型社会への取組の先進的事例紹介を行った後に、参加者全員によるワークショップ形式の意見交換を予定しています。
(1)日時
平成21年1月28日(水)午後6時30分~午後9時
(2)場所
東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
環境パートナーシップオフィス(EPO)会議室
(3)主催
環境省、3R活動推進フォーラム、
(協力) 地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)
(4)参加予定者
中央環境審議会循環型社会計画部会委員、関係省庁、
地方公共団体、事業者、NGO/NPO、一般参加、環境省、他
(5)参加費
無料(事前申込み制(一般参加) 定員35名)
(6)議論するテーマ
- [1]
- 自然共生社会、低炭素社会との統合的な取組
- [2]
- 地域自主協定による取組
- [3]
- 地域コミュニティの再生、活性化に繋がるNGO/NPOの地域における役割
- [4]
- 環境と経済の好循環を生み出すビジネスモデル
- [5]
- 地域住民のごみ問題に対する意識改革とライフスタイルの見直し
(7)プログラム
- 18:30-18:35
- 開催挨拶・趣旨説明
- 18:35-18:40
- 第2次循環型社会形成推進基本計画、中環審循環型社会計画部会についての紹介
- 18:40-18:50
- 政策ブリーフィング
- 18:50-19:20
- 事例発表(※)
-
- ・
- 「里山資源の有効活用による循環型社会の構築」
能登半島おらっちゃの里山里海 - ・
- 地域自主協定による脱・使い捨ての推進」
特定非営利活動法人 FoE Japan
- 19:20-19:30
- 意見交換における論点の確認
- 19:30-20:40
- 意見交換(グループディスカッション)
- 20:40-21:00
- グループの検討結果の共有、まとめ
※事例発表について
- [1]「能登半島おらっちゃの里山里海」の取組
- 荒廃している里山を整備し、管理を促進する。また、里山管理によって生じる間伐材を、一般家庭において薪ストーブの燃料として利用する。さらに、薪の燃料利用によって排出される灰・煤を水産物加工、農業等に利用する。里山資源を地域内で循環・再利用するためのシステム作りを行い、未利用資源の利用促進を図る。
- [1]「特定非営利活動法人 FoE Japan」の取組
- 使い捨て容器削減と容器のリユースを実施、推進する意志のある店舗(ファーストフード店・コーヒーチェーン店等)が、自治体にリユース推進宣言を提出し協定を締結することで、地域における脱・使い捨ての目標を共有し、事業者の意欲向上と地域市民のグリーン購入を啓発する等、他地域でも応用できるような自主協定の手法の確立を図る。
なお、意見交換会の進め方についての詳細は、別添資料1をご確認ください。
(8)参加申込み
参加希望者は別添資料2に氏名・所属・連絡先、また関心のあるテーマについて明記の上、下記の連絡先にE-mail、又はFAXにてご連絡ください。なお、会場の都合上、定員を超える申込みがあった場合は先着順とさせていただきますので、予めご了承下さい。また、参加者の方々には、後日事務局より簡易な質問事項を送付させていただきますのでご協力願います。
- ○連絡先:
- 3R活動推進フォーラム事務局(担当:藤本、岩瀬)
E-mail:info@3r-forum.jp FAX:03-5638-7164 - ○申込み期間;
- 平成20年12月18日(木)から平成21年1月9日(金)まで
3.取材について
ご希望の方は1月26日(月)までに上記連絡先までご連絡ください。
添付資料
- 連絡先
- 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
直通:03-5521-8336
代表:03-3581-3351
室長:大森 恵子(内線 6898)
担当:上野 周子(内線 6819)