報道発表資料
平成30年度も昨年度と同様に、7月1日より中国、台湾等からの定期コンテナ航路を有する68港湾を対象とした確認調査を実施することとしましたので、お知らせします。
1. 調査の目的
ヒアリについては、平成29年6月に国内で初めて兵庫県尼崎市にて確認されて以降、現在までに12都府県、29事例(今年に入って3事例)が確認されています。
侵入初期で発見し早期防除を実施することが重要であることから、継続的に侵入状況を確認することを目的として、今年度もヒアリの確認調査を実施します。調査は夏季と秋季に予定しています。
2.調査の概要
専門業者による目視及びトラップの設置による調査を、平成30年7月1日(日)から開始し、順次実施します(岡山県水島港から開始)。
調査の対象は、昨年と同様に、中国、台湾等から定期コンテナ航路を有する68港湾です。調査の実施状況については、下記の環境省ホームページで、随時公表します。また、調査日は天候等の理由により変更になる可能性もあります。
なお、本調査においてヒアリが発見された場合には、殺虫処分を行う等の緊急的な防除を実施します。
3.結果の公表
本調査においてヒアリが確認された場合には、速やかに報道発表することとし、確認されなかった場合を含め、調査結果については随時、下記の環境省ホームページにて公表します。
環境省ホームページ 特定外来生物ヒアリに関する情報
URL:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/fireant.html
4.現地取材
全国各地の港湾での現地取材については予定していませんが、7月上旬に関東エリアの港湾1箇所において、現地取材を受け付けます。詳細については、別途ホームページ等でお知らせします。
○ヒアリ定着国等と定期航路を持つ港湾について
東京、横浜、川崎、名古屋、四日市、大阪、神戸、下関、北九州、博多、
苫小牧、室蘭、小樽、釧路、石狩湾新、函館、八戸、大船渡、釜石、仙台塩釜、秋田、酒田、
小名浜、茨城、鹿島、千葉、新潟、直江津、伏木富山、金沢、敦賀、清水、御前崎、三河、
舞鶴、堺泉北、和歌山下津、境、浜田、水島、福山、広島、呉、徳山下松、大竹、岩国、
宇部、三田尻中関、徳島小松島、高松、松山、今治、三島川之江、高知、伊万里、長崎、
三池、八代、熊本、大分、細島、油津、鹿児島、川内、志布志、那覇、平良、石垣 計68港
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8344
室長 曽宮 和夫
室長補佐 八元 綾(内線6681)
担当 深谷 雪雄(内線7478)