報道発表資料

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1997年10月08日

わが国の世界自然遺産地域(白神山地及び屋久島)の保全状況に係る調査団の来日について

わが国の世界自然遺産地域である白神山地及び屋久島に対する、世界遺産登録後の保全・管理の状況についての調査を行うため、下記のとおり世界遺産委員会の依命を受けた調査団が来日することになりましたので、お知らせいたします。
1 経 緯

 1993年の第17回世界遺産委員会において白神山地と屋久島が世界遺産に登録された際に、登録後の管理計画策定等の進捗状況についてのモニタリング調査を、登録の概ね3年後に実施することが確認された。
 これを受けて、登録時にも世界遺産地域としての適格性についての調査を実施した国際自然保護連合(IUCN)が委嘱する専門家2名が派遣され、保全・管理の状況についての調査が行われるもの。

2 調査日程

  10月14日(火)~21日(火)(13日に来日、22日以降に離日)
      ※ 行程概略は別紙

3 調査目的

 日本の世界自然遺産地域の登録後の管理状況を確認する。特に、登録時の審査において指摘された、管理計画の策定や関係省庁の連携にかかる進捗状況の確認。

 ※ なお、今回の調査結果については、本年12月にイタリア・ナポリ市で開催予定の 第21回世界遺産委員会で報告される見込み。

4 派遣される専門家

  Dr.Les Molloy (前ニュージーランド自然保護省遺産解説調整官=登録前調査にも参加)
  Mr.Peter Hitchcock(前豪州ウェットトロピックス世界遺産地域管理局長)

5 記者会見

 調査の感想等の取材のため、調査員による記者会見を次のとおり行います。

  白神山地;10月16日(木)16:30~
       於「ゆとりあ藤里」(秋田県山本郡藤里町藤琴字上湯ノ沢1ー2)
  屋久島 ;10月20日(月)16:30~
       於「上屋久町青少年研修センター」(鹿児島県熊毛郡上屋久町字一湊)

添付資料

連絡先
環境庁自然保護局計画課
課 長 鹿 野 久 男 (内線6430)
 担 当 奥 田 直 久 (内線6436)