報道発表資料
3月6日、日本国環境省とフランス環境連帯移行省は、パリにおいて、第2回年次会合を開催しました。日本からは、小野環境省大臣官房審議官ら、フランスからは、デュピュイ気候総局気候・エネルギー効率部長らが参加しました。
会合では、気候変動対策、低炭素シナリオに関する共同研究等、SDGs、循環経済、自治体連携等について、両国の政策や課題、二国間連携の進捗状況について意見交換を行い、今後の更なる連携協力について合意しました。
会合では、気候変動対策、低炭素シナリオに関する共同研究等、SDGs、循環経済、自治体連携等について、両国の政策や課題、二国間連携の進捗状況について意見交換を行い、今後の更なる連携協力について合意しました。
1.背景
日本国環境省とフランス環境連帯移行省(MTES)は、2015年に「低炭素で環境に優しい社会を構築するための二国間連携に関する協力覚書」を締結し、年次会合を通じて両国の環境政策等について意見交換を行うことに合意しました。
2016年12月には、東京で、第1回の年次会合を開催し、今回は、パリにおいて第2回となる年次会合を行いました。
2.概要
日時 平成30年3月6日(火)
場所 フランス環境連帯移行省(フランス・パリ)
出席者
(日本側)小野大臣官房審議官ほか
(フランス側)パスカル・デュピュイ気候総局気候・エネルギー効率部長ほか
3.議題
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気候変動
両国から、パリ協定を達成するため、気候変動に関する長期目標に関する戦略及びそれを達成するための政策(炭素税、技術開発、モデリング、普及啓発活動、海外との連携など)について意見交換を行いました。
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SDGs
企業や自治体等がSDGsを主流化させていくために、両国が行っている取組(定期的な会合の開催、指標の開発、政府の役割など)について意見交換を行いました。
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循環経済及び廃棄物管理
両国から、資源生産性、特に、食品廃棄物の削減に関する取り組みについて意見交換を行いました。
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都市間連携
福井県大野市とフランスのアグド市が進めている水資源に関する協力の状況が報告され、両国がその取組を歓迎及び支援をすることを確認しました。
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その他
次回以降の会合において取り上げていく論点について意見交換を行い、特に2019年はフランスがG7議長国、日本がG20議長国であることを踏まえ、次回会合では、両会合の連携の可能性についても意見交換を行うことを確認しました。
- 連絡先
- 環境省地球環境局国際連携課
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8243
課長 福島 健彦 (内6760)
国際戦略企画官 長谷川 敬洋 (内7771)
担当 山田 麗 (内7722)