報道発表資料
環境省では、除染特別地域等において、平成24年12月より、住民が飲用する沢水等のモニタリングを実施しています。このたび、平成30年2月の測定結果を取りまとめましたので、公表します。
また、別添に過去5年間の測定結果を取りまとめました。
また、別添に過去5年間の測定結果を取りまとめました。
1.調査概要
(1)調査対象
福島県内の除染特別地域等のうち、要望があった8市町村(飯舘村、大熊町、葛尾村、川内村、田村市、浪江町、楢葉町、広野町)で住民が飲用する沢水等です。
(2)調査内容
平成30年2月に11箇所の沢水等を採取し、放射性物質濃度(放射性セシウム(Cs-134、Cs-137))の測定を実施しました。
*全調査箇所(14箇所)のうち3箇所で渇水のため採取できませんでした。
2.結果概要
上記調査箇所で採取した11検体を検査したところ、すべての検体で不検出(検出下限値:1Bq/L)でした。
<参考1>
・食品衛生法に基づく食品、添加物等の規格基準(飲料水)(平成24年3月15日厚生労働省告示第130号)
放射性セシウム(Cs-134、Cs-137 合計):10Bq/L
・水道水中の放射性物質に係る目標値(水道施設の管理目標値)(平成24年3月5日付け健水発0305第1号厚生労働省健康局水道課長通知)
放射性セシウム(Cs-134、Cs-137 合計):10Bq/L
<参考2>
〇採取箇所の例(大熊町) 〇採取箇所の例(飯舘村)
<参考3>
前回公表(平成30年1月12日)した沢水等モニタリング測定結果の概要
・平成29年11月における調査箇所は、129箇所。
・期間中に採取した126検体はすべて不検出(検出下限値:1Bq/L)。
3.その他
市町村ごとの測定結果については、環境省ホームページに掲載します。
(https://www.env.go.jp/jishin/monitoring/results_r-mr.html)をご覧ください。
添付資料
- 連絡先
- 環境省環境再生・資源循環局環境再生事業担当参事官室
代表 03-3581-3351
参事官 神谷洋一
参事官補佐 野本卓也(内7533)
担当 町村 輔(内7539)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成30年1月12日
- 除染特別地域等における沢水等モニタリングの測定結果について(平成29年11月採取分)