報道発表資料
本委員会では、遠隔地からの西之島の調査方法等について検討を行います。
世界遺産である小笠原諸島の西之島では、平成25年の噴火に伴って南東沖に新たな陸地が誕生しました。
不毛の地から生態系が形成されていく過程を観察できる千載一遇のチャンスとして、国内外から注目を集めている一方で、自然改変や外来生物の持込みなどにより、その価値が損なわれる危険性があることから、適切な保護担保措置を執る必要があります。
このため、自然環境に係る各分野の専門家を委員とする検討委員会を設置し、西之島における総合学術調査の計画、当該地の生態系の価値の判断および当該価値を守るために必要な保護担保措置について検討を行っています。
この度、2回目となる「西之島の価値と保全にかかる検討委員会」を下記のとおり開催します。本委員会では、平成29年4月に再び西之島が噴火し、噴火が終息するまで上陸調査が困難となったことを踏まえ、遠隔地からの調査方法等について検討を行います。
1.日時
平成30年2月22日(木)15:00~17:00
2.場所
環境省 関東地方環境事務所 会議室
(〒330-6018埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 明治安田生命さいたま新都心ビル18F)
https://kanto.env.go.jp/map.html
※小笠原村父島、母島とも中継を行います。
3.議題(予定)
(1)検討委員会の位置付けと流れの確認
(2)西之島に関する最新情報の共有
1)西之島の噴火活動
2)西之島の生物相
3)西之島に類似する島しょの保全事例
4)西之島の保全に対する地域、関係機関の意見等
(3)西之島の保全に向けた検討
1)調査項目の検討
2)外来生物の管理に向けた整理
4.取材
環境省関東地方環境事務所会議室においては、会場の都合により、報道関係者に限定して傍聴取材を認めます。
傍聴取材を希望される報道関係者の方は、平成30年2月16日(金)15時必着で下記取材申込先まで電子メール又はFAXにてお申し込みください。
○記載事項
・「西之島の価値と保全にかかる検討委員会(第2回)傍聴取材希望」と明記(電子メールの場合は件名欄に記載。)
・氏名(フリガナ)、所属、連絡先の住所、電話番号、電子メールアドレス又はFAX番号。
○留意事項
・当方からの返信メール又はFAXで受付をさせていただきますので、当日必ずご持参ください。(返信メールは、印刷のうえ御持参ください。)
・カメラ撮りを希望の場合は、その旨を記載してください。
・カメラ撮りについては、会議の冒頭のみでお願いします。
・カメラ撮りに際しては、自社腕章を携帯していただくようお願いします。
○取材申込先
取材の申込受付は、下記請負事業者へ委託しております。お申込みの際は、下記請負事業者まで御連絡ください。
(一財)自然環境研究センター 担当:森、永野、寺田
〒130-8606 東京都墨田区江東橋3-3-7
TEL:03-6659-6332
FAX:03-6659-5633
電子メール:nishinoshima01@jwrc.or.jp
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8274
課長 奥田 直久(内6430)
保全再生調整官 岡野 隆宏(内6435)
係長 横山 直人(内6439)