報道発表資料
今回、宮古島(沖縄県宮古島市)において、サンゴ礁生態系保全行動計画のフォローアップを図る事を目的とし、またサンゴの大規模白化現象に関する緊急宣言のフォローアップを図るため、サンゴ礁域の都県関係者等が情報や課題を共有することを目的としたワークショップ及びシンポジウムを、宮古島市等と共催にて開催します。
1.サンゴ礁生態系保全行動計画2016-2020フォローアップワークショップ
【日時】平成30年2月3日(土)13:30~17:30
【場所】平良港ターミナルビル2階大会議室(沖縄県宮古島市)
【主催】環境省、宮古島市
【共催】沖縄県
【議題】サンゴ礁生態系保全の取組状況の共有、意見交換など
【参加者】関係県・自治体、サンゴ礁学会、有識者、関係団体等
【傍聴申込】ワークショップは公開で行います。傍聴をご希望の方は、下記申込先へE-mailでお申し込みください。締切は、平成30年1月28日(日)までに必着です。
申込みの際には、タイトルに「サンゴ礁行動計画ワークショップ傍聴希望」と明記し、氏名、住所、電話番号、所属、メールアドレスの記載をお願いします。なお会場の都合上申込者数が多い場合は、先着順とさせていただきます。申込み受付後に、参加の可否についてご連絡をさせていただきます。
※報道関係者の方は、お申込みの際に「報道関係者」と記載していただき、撮影を希望される場合は、その旨も併せて記載して下さい。撮影は会議の冒頭のみでお願いします。
※申込先
山川英治・佐川鉄平
沖縄県環境科学センター 環境科学部 自然環境課
E-mail: e_yamakawa@okikanka.or.jp
Tel: 098-875-5208
2.シンポジウム「サンゴ礁保全シンポジウム~宮古島の海を守ろう!」
【日時】平成30年2月4日(日)10:10~11:30(開場9:30~)
【場所】JTAドーム宮古島(沖縄県宮古島市)
【主催】環境省、宮古島市
【共催】沖縄県
【シンポジウムプログラム】
10:10( 5分) 環境省:サンゴ礁保全行動計画及び国際サンゴ礁年2018について
10:15(25分) 琉球大学名誉教授:土屋誠氏による講演「宮古島のサンゴ礁の恵み」
10:40(10分) 宮古島市役所:梶原健次氏より宮古島サンゴ礁の現状報告
10:50(40分) パネルディスカッション
タイトル(仮)「これからの宮古島のサンゴ礁保全について」
パネリスト
琉球大学名誉教授:土屋 誠 氏
宮古島サンゴ礁ガイドのなかまたち:友利 博一 氏
NPO美ぎ島宮古島:新村 一広 氏
宮古島 海の環境ネットワーク:春川 淳 氏
フラッグシップ(マリン事業者):下地 慶 氏
コーディネーター:梶原 健次 氏
11:30 終了
※午後に、宮古島市においてエコ活動を行う団体が自らの取組をPRし、来場者の投票により決定された団体を表彰するイベント「平成29年度エコの島コンテスト」が開催されます。
【参加申込】 参加無料、事前の申込みは不要です。
【参考】国際サンゴ礁年2018とは
国際サンゴ礁年2018は、サンゴ礁生態系保全の国際協力の枠組みである国際サンゴ礁イニシアチブ(ICRI)※1が、2018年を3回目※2の「国際サンゴ礁年」に指定すると宣言したことに基づき、サンゴ礁生態系の価値やそれを取り巻く脅威について普及啓発し、一人一人の行動を促すための世界規模のキャンペーンであり、各国において、政府・民間・学術団体・市民社会のパートナーシップの向上、効果的な管理戦略の実施、持続可能な管理に関する情報共有等を推進することを奨励していきます。
国内でも、幅広く多様な主体とのパートナーシップにより、上記の普及啓発や一人一人の行動を促すため、取組を展開します。詳細はhttps://www.env.go.jp/press/104881.htmlをご覧下さい。
※1 日米コモンアジェンダを契機として、1994年に日本を含む8ヶ国が開始。現在、38ヶ国・40の機関や団体等が参加。事務局は持ち回りで、日本は2014-2016年にタイと共同で事務局を務めました。詳細は以下のウエブサイトで紹介しています。https://www.env.go.jp/nature/biodic/coralreefs/international/icri.html
※2 1回目は1997年、2回目は2008年。2008年時は、国内でも多様な主体の参画を得て推進委員会を設置し、多数のシンポジウムやイベントの開催、イメージキャラクターの選定等、普及啓発を展開しました。
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課
TEL 03-5521-8274(直通)
03-3581-3351(代表)
課長 奥田直久(内線 6430)
保全再生調整官 岡野隆宏(内線 6435)
サンゴ礁保全専門官 大澤隆文(内線 6492)