報道発表資料

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2018年01月15日
  • 保健対策

第12回東アジアPOPsモニタリングワークショップの開催について

 環境省は、第12回東アジアPOPsモニタリングワークショップ(Workshop on Environmental Monitoring of Persistent Organic Pollutants in East Asian Countries)を、平成30年1月22日(月)から1月24日(水)までの3日間の日程で、横浜において開催します。
 ワークショップは非公開で行いますが、ワークショップ終了後、結果の概要を公表する予定です。

1. 背景・目的

 残留性有機汚染物質(POPs)に関するストックホルム条約(以下「POPs条約」という。)は、ポリ塩化ビフェニル(PCB)などのPOPsによる地球規模の汚染を防止することを目的として、平成13年に採択され、平成16年5月17日から発効しています。

 この条約では、締約国に対し、POPsの製造等の規制に加え、ヒト及び環境中におけるPOPsの存在状況を明らかにするために国内及び国際的な環境モニタリングを実施すること(第11条)、モニタリングデータなどを活用した条約の対策面での有効性の評価を行うこと(第16条)が規定されています。

 環境省では、平成14年度から東アジア地域における国際協力によるモニタリング体制の構築及びPOPs条約の有効性評価に資するための継続的なデータ収集の円滑な実施を目的として、ワークショップを開催しています。

2. ワークショップの概要

(1)日時

 平成30年1月22日(月)~1月24日(水)

(2)場所

  パシフィコ横浜コンベンションセンター(横浜市西区みなとみらい1-1-1)

(3)主催 

  環境省

(4)参加者(予定)

・アジア地域11か国(カンボジア、インドネシア、韓国、ラオス、マレーシア、モンゴル、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、日本)政府の実務担当者

・国連環境計画(UNEP)、バーゼル・ロッテルダム・ストックホルム条約事務局、スウェーデン オレブロ大学、及び日本の専門家

(5)主な内容(予定)

・これまでの東アジアPOPsモニタリングプロジェクト(POPsEA)の活動概要

・ストックホルム条約第3回有効性評価に向けた世界モニタリング計画(GMP)の進捗状況について

・インフォメーションウエアハウスプロジェクトの現状について

・POPsEA及び国連環境計画/地球環境ファシリティ(UNEP/GEF) GMP2-Asiaの両プロジェクトの協調について

・UNEP/GEF GMP2-Asiaプロジェクト終了後の活動について

・平成27年度、平成28年度のPOPsモニタリング結果について

・今後のPOPsモニタリング実施計画について

(6)その他

 本ワークショップは非公開とさせていただきますが、ワークショップ終了後、結果の概要を公表する予定です。

連絡先
環境省大臣官房環境保健部環境安全課
直通  03-5521-8261
代表  03-3581-3351
課長  瀧口 博明(内線6350)
専門官 藤井 哲朗(内線6361)
係長  松本 純一(内線6355)
担当  尾﨑 実織(内線6355)