報道発表資料
今後、実証計画に沿って実証試験を今年度末まで順次実施し、実証報告書を取りまとめます。
平成29年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)において、平成29年8月1日(火)から8月31日(木)まで、実証対象となる技術を募集したところ、4件の応募がありましたが、うち1件は申請者より取り下げられました。
応募のあった3件の技術について、実証機関である一般財団法人 建材試験センターは、形式的要件、実証可能性及び環境保全効果等を考慮の上、技術実証検討会での検討・助言を踏まえ選定し、環境省はこれを承認しました。実証対象技術は下表のとおりです。
今後、実証計画に沿って実証試験を今年度末まで順次実施し、実証報告書を取りまとめます。
分類 |
申請会社名 |
技術/製品名 |
分類 |
窓用日射遮蔽 フィルム |
住友理工株式会社 |
高透明 遮熱・断熱フィルム 「リフレシャイン」 |
TW36 |
窓用日射遮蔽 コーティング材 |
クリスコート 株式会社 |
クリスコート (X'coat) |
クリスコート (IRG-010) |
新規技術 |
デクセリアルズ 株式会社 |
Albeedo(アルビード) |
IRAVK700 |
<問い合わせ先>
一般財団法人 建材試験センター 経営企画部 調査研究課 担当 伊藤、滝口
〒340-0015 埼玉県草加市高砂2丁目9番2号アコス北館Nビル
TEL 048-920-3814(直通)
FAX 048-920-3821
E-mail heat_etv@jtccm.or.jp
URL http://www.jtccm.or.jp/biz/etv/heat/tabid/448/Default.aspx
〈参考〉
環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、その環境保全効果、副次的な環境影響、その他環境の観点から重要な性能についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展に資することを目的とするものです。 (https://www.env.go.jp/policy/etv/)
本技術分野では、ヒートアイランド対策技術のうち、「建築物外皮による空調負荷低減等技術 *」の実証試験を行っています。
本分野における実証試験の詳細については、環境省環境技術実証事業ウェブサイトの「ヒートアイランド対策技術(建築物外皮による空調負荷低減等技術)実証要領」をご参照ください。(https://www.env.go.jp/policy/etv/system/page_3.html)
*「建築物外皮による空調負荷低減等技術」とは、建築物(事務所、店舗、住宅など) に設置・施工ができる外皮によって室内冷房負荷の低減等をさせ、人工排熱を減少さ せる技術です。代表的なものとしては、窓ガラスの遮蔽性能を向上させる「窓用日射 遮蔽フィルム」や「窓用日射遮蔽コーティング材」等があります。
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室
直通 03-5521-8297
代表 03-3581-3351
室長 田路 龍吾(内線6550)
室長補佐 石関 延之(内線6551)