報道発表資料
ドイツ・ベルリンで11月27日(月)及び28日(火)に「G20資源効率性対話」(※)設立総会が開催され、我が国からは、伊藤環境副大臣他が出席した。伊藤環境副大臣は、閣僚級セッションの基調講演で、G20全体で共通の価値観を共有すること、我が国は循環型社会形成推進基本計画を改定中であること、2019年のG20日本開催に向けて貢献していくこと等を発表した。
※G20ハンブルクサミットの首脳宣言で設立が合意されたイニシアティブ。G20国の資源効率性の向上を目指し、各間での情報交換を共有するもの。
※G20ハンブルクサミットの首脳宣言で設立が合意されたイニシアティブ。G20国の資源効率性の向上を目指し、各間での情報交換を共有するもの。
1.日程:平成29年11月27日(月)~28日(火)
※伊藤環境副大臣は、27日の閣僚級セッションに出席。
2.場所:ドイツ・ベルリン
3.主催:ドイツ連邦共和国環境・自然保護・建設・原子炉安全省
4.参加者:G20各国の政策責任者、関係国(ノルウェー、オランダ、カナダ)、国連環境計画(UNEP)、経済協力開発機構(OECD)、UNEP国際資源パネル、各国研究機関、産業界、一般市民 他
5.概要
(1)冒頭に閣僚級セッションが行われ、ドイツ、我が国、インド、国連環境計画(UNEP)及び欧州環境庁の代表者が、資源効率性を向上させるための考え方について講演を行った。伊藤環境副大臣は、G20全体で価値観を共有することが重要であること、我が国は来年春を目途に循環型社会形成推進基本計画を改定しようとしていること、2019年のG20日本開催に向けて資源循環分野の取組を国内外で加速し、引き続き本分野に貢献する用意があること等について発表を行った。
(2)その後の政策責任者級によるセッションでは、研究機関の代表や産業界の代表から、最先端の研究結果の報告、技術動向等について報告が行われた。会議閉会にあたり、今後、本対話で注目すべき分野を特定していくためにG20各国間の意見交換を継続するとともに、来年度G20議長国であるアルゼンチンに協力することを確認した。
(参考)G20資源効率性対話について
G20資源効率性対話は、2017年7月にドイツで開催されたG20ハンブルクサミットの首脳宣言で設立が合意されたもの。ライフサイクル全体にわたる天然資源利用の効率性、持続可能性の向上や持続可能な消費生産形態の促進に向け、G20各国間のグッド・プラクティスや各国の経験を共有することとしている。
- 連絡先
- 環境省環境再生・資源循環局総務課循環型社会推進室
直 通 03-5521-8336
代 表 03-3581-3351
企 画 官 長谷川 敬洋
課長補佐 栗栖 雅宜(内線6814)
担 当 前田 健太郎(内線7877)
担 当 湯本 徹也(内線7879)