報道発表資料
1.概要
まだ食べられるにも関わらず廃棄されている食品、いわゆる「食品ロス」は、年間621万トンと推計されています。これを削減するため、消費者・事業者・自治体を含めた様々な関係者が連携し、食べきりを推進することが重要です。
環境省は、消費者庁、農林水産省及び全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会(※)とともに、平成29年12月から平成30年1月までの忘新年会シーズンに、全国の自治体において、外食時の「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンを実施します。
具体的には、環境省では、宴会時の食べきりを促す取組である「3010運動」について、普及啓発用三角柱POPの公開やクリアファイルの配布を行っています。全国共同キャンペーンでは、その普及に努めていきます。消費者庁では、消費者向けに宴会などの場で実践していただきたい取組について、パンフレットを作成して、地方公共団体や消費者団体等に配布し、消費者への啓発に活用していただいているところです。また、農林水産省では、事業者・消費者・省内職員向けに、「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンの啓発、キャンペーンのチラシのホームページでの紹介、食品ロス削減推進に資する普及啓発資材の展示のほか、本省内食堂等に食品ロス削減普及啓発三角柱POPの設置を行い、食品ロス削減を推進します。
(※)全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会は、「おいしい食べ物を適量で残さず食べきる運動」の趣旨に賛同する都道府県・市区町村により、広く全国で食べきり運動等を推進し、3R(Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル))を推進すると共に、食品ロスを削減することを目的として設立されたネットワークです。
2.実施期間
平成29年12月1日(金)から平成30年1月31日(水)まで
3.主な実施内容
(1)「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンの周知
(各自治体における実施予定は添付資料の通り)
(2)ホームページでの普及啓発用三角柱POPダウンロードの促進(環境省)
(3)食品ロス削減の啓発パンフレットの配布(消費者庁)
(4)外食における食品ロス削減に資する普及啓発資材の展示(農林水産省)
実施期間:平成29年12月1日(金曜日)から平成29年12月28日(木曜日)
展示場所:農林水産省北別館1階玄関入口ショーウインドウ
(一般の方も入館登録が不要で、自由に御覧いただけます。)
農林水産省本館6階中央エレベーターホール横食料産業局ショーウインドウ
(5)農林水産省本省内食堂における食品ロス削減普及啓発三角柱等の設置(農林水産省)
4.関連ホームページ
(1)環境省ホームページ(3010運動普及啓発用三角柱POPデータ)
https://www.env.go.jp/recycle/food/07_keihatu_siryo.html
(2)消費者庁 食品ロス削減:啓発用パンフレット PDFファイル
http://www.caa.go.jp/adjustments/index_9.html#m06
(3)消費者庁 食品ロス削減:啓発用パンフレット 郵送申込フォーム
https://form.caa.go.jp/shohisha/opinion-0065.php
(4)農林水産省 特設ページ
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/tabekirican2017.html
(5)全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会
http://info.pref.fukui.lg.jp/junkan/tabekiri/network/
添付資料
- 平成29年度外食時の「おいしい食べきり」全国共同キャンペーン実施予定一覧 [PDF 497 KB]
- 食品ロス削減普及啓発三角柱(環境省) [PDF 1.3 MB]
- 食品ロス削減普及啓発三角柱(農林水産省) [PDF 262 KB]
- 食品ロス削減 啓発用パンフレット(消費者庁) [PDF 645 KB]
- 各自治体の啓発資材の例 [PDF 873 KB]
- 連絡先
- 環境省環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室
直通 03-5501-3153
代表 03-3581-3351
室長 小笠原 靖 (内線6831)
室長補佐 寺井 徹 (内線7862)
係長 稲田 拓朗 (内線7860)
担当 薄木 航 (内線6828)
丸山 祐太郎(内線7861)