報道発表資料
本研修では,世界有数の熱帯林を保有するインドネシアを訪問し,現場での先進事例を見学するほか,現地政府担当者等との意見交換を通じ,日本の企業等による海外での森林保全,経営活動を支援することの意義と課題を検討することを目的とします。
1. 目的
企業の社会的責任(CSR)として,国内では森林整備や植林活動が広く実施されている一方で,日本国内企業が多く進出する東南アジアでは,未だ森林減少・劣化が深刻化しています。環境省では,日本国内の企業による海外での森林保全活動を支援することで,生物多様性の保全と持続可能な森林経営の取組に貢献することを目指しています。
本年度も,日本国内企業の関係者を対象に,自社の社会貢献活動に活用して頂くことを目的として,インドネシアにおいて日本の企業等が支援する森林保全や持続可能な森林経営活動の先進事例を訪問見学する研修を開催します。
2. 概要
本研修では,インドネシア・カリマンタン島(ボルネオ島)東カリマンタン州を訪問し,日本の企業等が支援した森林保全活動や持続可能な森林経営活動の先進事例の現場を見学し,実際に植林体験を行います。また,国際森林認証FSCの認証林を視察し,天然林における持続可能な森林経営の現状と課題について現地の事業者のお話を聞きます。
現地視察には森林生態系と森林認証の専門家が同行し,最終日にはジャカルタで森林行政を管轄する環境林業省等を訪問のうえ意見交換を行う予定です。
3. 訪問地
インドネシア共和国東カリマンタン州及びジャカルタ首都特別州
4. 研修日程
2017年11月15日(水)~21日(火)
5. 対象
日本国内に本社を置く企業の担当者
6. 募集人数
10名(原則1社1名まで)
7. 参加費用
自己負担:日本発着国際線往復航空運賃,海外旅行保険(必須),飲食費及びその他の個人的費用(約7万円~10万円程度)。
環境省負担:現地インドネシアでの移動費,宿泊費,その他プログラム実施にかかる費用。
8.申込
申込の締切は2017年10月16日(月)までです。
参加条件,申込方法,研修プログラム,事前説明会等の詳細につきましては,下記リンク先をご参照下さい。
http://www.gef.or.jp/news/info/2017forest-tour/
9.お問い合わせ先
本ツアー参加に関するご質問は,下記までお問い合わせ下さい。
一般財団法人地球・人間環境フォーラム(担当:飯沼)
http://www.gef.or.jp/ TEL:03-5825-9735 Eメール:gef@gef.or.jp
〒111-0051 東京都台東区蔵前3‐17‐3 蔵前インテリジェントビル8階
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8274
課長 奥田 直久 (内6430)
課長補佐 中野 彰子 (内6432)
係長 竹原 真理 (内6433)