報道発表資料

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2008年11月19日
  • 水・土壌

平成19年度公共用水域水質測定結果について(お知らせ)

 環境省は、平成19年度に国及び地方公共団体が水質汚濁防止法に基づき実施した、公共用水域の水質測定結果を集計し、全国の公共用水域水質測定結果を取りまとめた。
 その概要は以下のとおり。

1.健康項目

 26項目の環境基準達成率は99.1%(前年度対比0.2ポイント低下)と、ほとんどの地点で環境基準を達成した。

2.生活環境項目

[1] 有機汚濁の代表的な水質指標であるBOD又はCODの環境基準達成率は、全体では、85.8%(同0.5ポイント低下)となった。
河川、湖沼、海域ごとにみると、河川で90.0%(同1.2ポイント低下)、湖沼で50.3%(同5.3ポイント低下)、海域で78.7%(同4.2ポイント上昇)となった。河川では改善が進んできており、前年度と同程度の水準となった。 湖沼では依然として達成率が低い状況にあるが、海域では達成率が2年ぶりに上昇した。

[2] 全窒素及び全燐の環境基準達成率は、湖沼においては、46.4%(同0.5ポイント上昇)となっており、依然として低い水準で推移している。また、海域においては、82.2%(同1.9ポイント上昇)となった。

本公表資料は、環境省ホームページ https://www.env.go.jp/ に掲載されます。

連絡先
環境省水・大気環境局水環境課
代表:03-3581-3351  
直通:03-5521-8316
課長:川崎 正彦(内線6610)
補佐:戸川 雄介(内線6614)
担当:阿部 博 (内線6628)

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