報道発表資料
環境省では、避難区域等において、平成24年12月より、住民が飲用する沢水のモニタリングを実施しています。
このたび、平成29年1月~3月の測定結果を取りまとめましたので、公表します。
このたび、平成29年1月~3月の測定結果を取りまとめましたので、公表します。
1.調査概要
(1)調査対象
福島県内の避難区域等のうち、要望があった9市町村(飯舘村、大熊町、葛尾村、川内村、川俣町、田村市、浪江町、楢葉町、広野町)で住民が飲用する沢水です。
(2)調査内容
調査対象140箇所の沢水を採水し、放射性物質濃度(放射性セシウム(Cs-134、Cs-137))の測定を実施しました。
2.結果概要
調査箇所のうち、平成29年1月~3月に採取を行った170検体を検査したところ、すべての検体で不検出(検出下限値:1Bq/L)でした。
<参考1>
・食品衛生法に基づく食品、添加物等の規格基準(飲料水)(平成24年3月15日厚生労働省告示第130号)
放射性セシウム(Cs-134、Cs-137 合計):10Bq/L
・水道水中の放射性物質に係る目標値(水道施設の管理目標値)(平成24年3月5日付け健水発0305第1号厚生労働省健康局水道課長通知)
放射性セシウム(Cs-134、Cs-137 合計):10Bq/L
<参考2>
〇採水地点の例(浪江町) 〇採水地点の例(飯舘村)
<参考3>
前回公表(平成29年1月20日)した沢水モニタリング測定結果の概要
・平成28年10月~12月における調査箇所は、149箇所。
・期間中に採取した178検体はすべて不検出(検出下限値:1Bq/L)。
3.その他
市町村ごとの測定結果については、環境省ホームページに掲載します。
(https://www.env.go.jp/jishin/monitoring/results_r-mr.html)をご覧ください。
添付資料
- 連絡先
- 環境省除染チーム
代表 03-3581-3351
参事官 神谷洋一
参事官補佐 野本卓也(内7533)
担当 町村 輔(内7539)