報道発表資料
1.「苛性ソーダ由来の未利用な高純度副生水素を活用した地産地消・地域間連携モデルの構築」の事業概要
水素は、利用時にCO2を排出せず、再生可能エネルギー等のエネルギーの輸送・貯蔵などにも活用できることから、地球温暖化対策上重要なエネルギーです。
そのため、環境省では、低炭素な水素の利活用を通じた、中長期的な地球温暖化対策を推進するため、低炭素な水素製造・貯蔵・輸送・利用までを一貫して実証する、地域連携・低炭素水素技術実証事業(低炭素な水素サプライチェーン実証事業)を平成27年度より実施しています。
このたび、平成27年度に本事業の一環として採択された「苛性ソーダ由来の未利用な高純度副生水素を活用した地産地消・地域間連携モデルの構築」事業により、水素製造・利活用設備が整備され、純水素燃料電池の実証が行われることとなり、「周南スイミングクラブ」において、実証開始式が開催されます。本事業実施体制等は以下の通りです。
・代表事業者=株式会社トクヤマ
・共同事業者=東ソー株式会社
・連携自治体=山口県、周南市、下関市
本事業では、苛性ソーダ工場から発生する未利用の副生水素を回収し、液化・圧縮等により輸送し、周南市や下関市といった周辺地域で、定置用燃料電池や燃料電池自動車等で利用します。苛性ソーダ工場から発生する未利用副生水素を回収し、輸送、利用までを一貫して実証する、日本初の取り組みです。
2.実証開始式の概要
【日時】 平成29年3月30日(木)10:00~10:30
【場所】 周南スイミングクラブ(山口県周南市江口1丁目1-26)
【主催】 株式会社トクヤマ
【出席者】 本事業の参加企業のほか、小林正明環境事務次官、村岡嗣政山口県知事、木村健一郎周南市長などが出席予定です。
3.取材のお問い合わせ先
株式会社トクヤマ 徳山製造所 工場管理部
担当 大森 (電話 0834-34-2145)
添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室
環境省地球環境局地球温暖化対策課
地球温暖化対策事業室
直通 03-5521-8339
代表 03-3581-3351
室長 福島健彦 (内線6771)
室長補佐 池本忠弘 (内線6791)
室長補佐 中村俊一 (内線7725)