報道発表資料
国際サンゴ礁保護区ネットワーク会議/第4回国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)東アジア地域会合が、11月18日(火)~19日(水)に東京で開催されます。本会合では、東アジアを中心とした海域におけるサンゴ礁保護区ネットワーク戦略(以下「戦略」という。)策定に向けて、関係各国やサンゴ礁保全等に取り組む団体・研究者等(約10ヶ国・約60名)が参加のもと議論を行い、2010年の戦略策定に向けた作業計画を作成する予定です。
1.概要
近年、海洋保護区(MPA)の設置や効果的管理を通じた海洋の生物多様性保全の必要性について、世界的な認識が高まっており、2002年に開催された「持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)」では、2012年までに代表的な海洋保護区ネットワークを構築することが、国際目標として設定されました。
また、2007年4月に開催された国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)東京総会では、サンゴ礁と関連生態系を含む海洋保護区ネットワークの構築を推進する決議が採択されています。
こうした背景を受けて環境省は、2008年1月のICRIワシントンD.C.(アメリカ合衆国)総会において、戦略の策定に向けて国際サンゴ礁保護区ネットワーク会議/第4回ICRI東アジア地域会合を開催することを提案し、了承されました。
今回の会議を皮切りに関係各国と議論を進め、2010年に日本で開催される生物多様性条約第10回締約国会議までに、戦略のとりまとめを行う予定です。
2.日時
平成20年11月18日(火)9:00~18:00
19日(水)9:00~18:00
3.場所
品川プリンスホテル 32F「函館」
(東京都港区高輪)
4.プログラム
別紙のとおり
5.主要な議題
- (1)サンゴ礁保護区ネットワーク戦略について
- 2010年の戦略策定に向けて、検討の進め方、スケジュール等を議論し、作業計画を作成する予定。
※ サンゴ礁保護区ネットワークとは、サンゴの幼生等の移動も勘案した重要サンゴ礁域の特定や、それを踏まえたサンゴ礁保護区の適切な配置、管理の充実、データベース等を通じた情報の整備・共有等により、サンゴ礁生態系等の効果的な保全を達成しようとする取組。
- (2)サンゴ礁保護区データベースの構築について
- サンゴ礁保護区ネットワーク構築の基礎となるサンゴ礁保護区の現状の把握と情報共有を推進するため、サンゴ礁保護区データベースの構築について議論し、当該データベースの構成や、構築までの手順を決定する予定。
6.傍聴申込み
本会合は公開で行われます。傍聴を御希望の方は、傍聴申込みを行ってください。お申込みの際は、件名に「国際サンゴ礁保護区ネットワーク会議傍聴希望」と明記し、[1]氏名、[2]住所、[3]電話番号、[4]勤務先を御記入の上、平成20年11月13日(木)16時必着で、申込先へE-mail又はFAXでお申し込みください。一般傍聴の席数には限りがございますので、定員を超えた場合は抽選といたします。傍聴の可否については、平成20年11月14日(金)17時までに、御連絡いたします。
7.取材
マスコミの方は、当日会場にて受付をお願いします。なお、テレビカメラでの撮影は、会議の冒頭(18日9:00~9:30、19日9:00~9:15)のみでお願いします。
(申込み・問合せ先)
環境省自然環境局自然環境計画課
担当:木住野(きしの) 泰明
TEL :03-3581-3351(内線6433)
FAX :03-3591-3228
電子メール:coral@env.go.jp
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課
直通:03-5521-8274
代表:03-3581-3351
課長:渡邉 綱男(内線 6430)
調整専門官:中島 慶次(内線 6432)
主査:木住野 泰明(内線 6433)