報道発表資料
1.「しかおい水素ファーム」の概要
水素は、利用時にCO2を排出せず、再生可能エネルギー等のエネルギーの輸送・貯蔵等にも活用できることから、地球温暖化対策上重要なエネルギーです。
そのため、環境省では、低炭素な水素の利活用を通じた、中長期的な地球温暖化対策を推進するため、再生可能エネルギー等からの水素製造・貯蔵・輸送・利用までを一貫して実証する、地域連携・低炭素水素技術実証事業(低炭素な水素サプライチェーン実証事業)を平成27年度より実施しているところです。
このたび、平成27年度に本事業で採択された「家畜ふん尿由来水素を活用した水素サプライチェーン実証事業(代表事業者=エア・ウォ-ター株式会社、連携自治体=北海道鹿追町、帯広市)」により、北海道鹿追町で水素製造・利活用設備が整備され、「しかおい水素ファーム」として稼働が開始することから、開所式が開催されることとなりました。
「しかおい水素ファーム」では、家畜ふん尿由来のバイオガスから水素を製造し、燃料電池自動車(FCV)、FCフォークリフト、公共施設等に設置する定置型燃料電池で使用します。家畜ふん尿由来の水素製造・貯蔵・輸送・利用を一貫して実証する、日本初の取り組みです。
2.開所式の概要
【日時】 平成29年1月24日(火)10:30~12:30
【場所】 北海道鹿追町環境保全センター(北海道河東郡鹿追町鹿追北4線5番地)
【主催】 エア・ウォ-ター株式会社
鹿島建設株式会社
日鉄住金パイプライン&エンジニアリング株式会社
日本エアープロダクツ株式会社
※ 受け入れ体制の都合により、開所式へのご出席は、関係者および報道関係者限りです。
3.取材のお問い合わせ先
エア・ウォーター株式会社 産業カンパニー エンジニアリング事業部
担当 井上 長岡 (電話 06-6252-2117)
添付資料
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室
直通 03-5521-8339
代表 03-3581-3351
室長 福島健彦 (内線6771)
室長補佐 池本忠弘 (内線6791)
担当 和田口達也(内線7726)