報道発表資料

この記事を印刷
2016年12月09日
  • 大気環境

平成28年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)における実証対象技術の選定について

 平成28年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)において、今般、実証機関である一般財団法人 建材試験センターにより、実証対象技術3件が選定され、環境省がこれを承認しました。
 今後、実証試験計画に沿って実証試験を今年度末まで順次実施し、実証試験結果報告書(翌年度公表予定)を取りまとめます。

 平成28年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減等技術)において、平成28年8月5日(金)から9月2日(金)まで、実証対象となる技術を募集したところ、4件の応募がありました。

 応募のあった技術について、実証機関である一般財団法人 建材試験センターは、形式的要件、実証可能性及び環境保全効果等を考慮の上、第2回技術実証検討会での検討・助言を踏まえ、実証対象技術として3件(別紙)を選定し、環境省もこれを承認しました。

 今後、実証試験計画に沿って実証試験を今年度末まで順次実施し、実証試験結果報告書(翌年度公表予定)を取りまとめます。

<問い合わせ先>

 一般財団法人 建材試験センター 経営企画部 調査研究課 担当 緑川

 〒340-0015 埼玉県草加市高砂2丁目9番2号アコス北館Nビル

 TEL 048-920-3814(直通) FAX 048-920-3821 

 E-mail heat_etv@jtccm.or.jp

 URL http://www.jtccm.or.jp/etv/heat/

(参考1)環境技術実証事業について

 環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展に資することを目的とするものです。(https://www.env.go.jp/policy/etv/)

 本技術分野では、ヒートアイランド対策技術のうち、「建築物外皮による空調負荷低減等技術」の実証試験を行っています。

 本分野に係る実証試験要領は、環境省環境技術実証事業ウェブサイトの各技術分野の実証試験要領のウェブページ(https://www.env.go.jp/policy/etv/system/page_3.html)をご参照ください。

(参考2)建築物外皮による空調負荷低減等技術について

 建築物(事務所、店舗、住宅など)に設置・施工ができる外皮によって室内冷房負荷の低減等をさせ、人工排熱を減少させる技術です。代表的なものとしては、窓ガラスの遮へい性能を向上させる「窓用日射遮蔽フィルム(窓用日射遮蔽コーティング材)」などがあります。

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局総務課
環境管理技術室
直通 03-5521-8297
代表 03-3581-3351
室長  :田路 龍吾(内線6550)
室長補佐:石関 延之(内線6551)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。