報道発表資料
10月27日に行われる各調査研究機関からの調査研究・活動事例発表会では、静岡県内の生物多様性保全の取組みなどについて、22団体から30テーマが発表される予定です。また、今年は「自然系における温暖化影響と適応策」についてのテーマセッションとして、専門家や国の職員らによる講演もあり、一般の方も傍聴が可能です(無料)。
1.経緯
自然系調査研究機関連絡会議(以下「NORNAC」)は、国や都道府県等の自然系(自然環境保全、野生動植物保全等)の調査研究を行っている調査研究機関の情報交換、情報共有を促進し、科学的知見に基づく自然環境保全施策を推進することを目的に、平成10年11月に発足しました。平成10年度に第1回会議を開催して以来、全国各地で連絡会議を開催しています。
今年も一般の方も御参加いただける調査研究・活動事例発表会とNORNAC構成機関による連絡会議を10月27日(木)~28日(金)の日程で静岡県静岡市で開催します。
2.開催概要
(1)主催 環境省自然環境局生物多様性センター
静岡県環境衛生科学研究所
ふじのくに地球環境史ミュージアム
(2)日程 10月27日(木)~10月28日(金)
※10月27日(木)は一般公開(無料)
(3)会場 もくせい会館(静岡県職員会館)
静岡市葵区鷹匠3-6-1 http://mokuseikaikan.jp/
(4)プログラム
<10月27日(木)>
12:30~ 受付開始
13:00 調査研究・活動事例発表会(一般公開)
13:10~14:35 口頭発表 第1部
<テーマ:自然系における温暖化影響と適応策>
講演1 温暖化にともなう虫たちの変化
(農業環境技術研究所名誉研究員 桐谷圭治)
講演2 生物多様性分野における気候変動への適応と調査研究への期待
(環境省自然環境局自然環境計画課 橋本和彦)
発表 白山におけるクロユリ生育地の雪どけ時期と開花時期の年変化
(石川県白山自然保護センター 野上達也)
(休憩)
14:40~15:30 ポスター発表※
15:30~16:30 口頭発表 第2部※
(休憩)
16:40~17:40 口頭発表 第3部
※静岡県に関する話題として、生物多様性保全の取組や南アルプス高山帯の昆虫相調査の結果、富士山ブナ
林の環境影響評価(ポスター)、外来種ヤンバルトサカヤスデの現状(ポスター)などを発表予定です。
プログラムの詳細は下記URLでご覧いただけます。
http://www.biodic.go.jp/relatedinst/19th/program_1.pdf
チラシはこちら
http://www.biodic.go.jp/relatedinst/19th/announce.pdf
<10月28日(金)>
連絡会議(関係機関のみ)
(5)参加費
一般公開の調査研究・活動事例発表会の傍聴は無料です。
事前の申込みは必要ありません。
問い合わせ先
○環境省自然環境局生物多様性センター(NORNAC事務局)
〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田剣丸尾5597-1
TEL:0555-72-6033 FAX:0555-72-6035 担当者:阿部
○静岡県環境衛生科学研究所
〒420-8637 静岡県静岡市葵区北安東4丁目27-2
TEL: 054-245-7655 FAX:054-245-7636 担当者:神谷(かみたに)
○ふじのくに地球環境史ミュージアム
〒422-8017 静岡県静岡市駿河区大谷5762
TEL: 054-260-7111 FAX: 054-238-5870 担当者:岸本
関連Webページ
環境省自然環境局生物多様性センター http://www.biodic.go.jp/
自然系調査研究機関連絡会議(NORONAC) http://www.biodic.go.jp/relatedinst/rinst_main.html
- 連絡先
- 環境省自然環境局生物多様性センター
代表 0555-72-6031
直通 0555-72-6033
センター長:川越 久史(内線:111)
専門調査官:阿部愼太郎(内線:203)