報道発表資料

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2016年10月04日
  • 総合政策

第20回「環境コミュニケーション大賞」募集について

環境コミュニケーション大賞は、優れた環境報告書等を表彰することで、事業者を取り巻く関係者との環境コミュニケーションを促進することにより環境への取組が一層活性化することを目的に、環境省及び(一財)地球・人間環境フォーラムが主催する制度です。
環境等への取組を経営の重要課題に位置付け、中長期の視野の経営戦略と統合させて実践し、持続可能な環境・社会の実現への貢献が期待される中、環境コミュニケーションが果たすべき役割は一層重要であり、その量や質は、大きく変化しています。
本年度は制定20回目を記念し「環境コミュニケーション大賞制定20回記念大賞」を設け、中長期視点の優れた環境戦略を掲げ、実践している事業者を表彰します。また、受賞のPRに活用いただける受賞ロゴマークを新設します。
平成28年11月8日(火)まで募集し、有識者からなる審査を経て、大賞、優秀賞等の受賞者を決定します。受賞作品は、来年2月上旬に発表予定です。

概要

 持続可能な社会の形成は、私たち人類が安定した社会や経済成長を遂げるために必要不可欠なものです。世界はSDGsやパリ協定に象徴されるよう、環境・社会問題の解決に向け、政府、自治体、企業、投資家、市民、NGO等、様々な関係者が一丸となって全力で取り組んでいます。我が国でも、環境等の取組を経営の重要課題に位置付け、中長期の視野の経営戦略と統合させ、実践する企業が増えつつあります。また、こうした事業者の取組を投融資で支援する動き、ESG(環境・社会・ガバナンス)投融資も急速に広がりつつあります。

 多くの関係者が事業者の環境への取組に注目している中で、環境報告書等が有するコニュニケーション機能の役割は、これまで以上に大きくなっています。環境報告書等への多様化するニーズに的確に応え、自らの持続的成長のチャンスとするためにも、その内容の量と質には一層の創意工夫が求められています。

 「環境コミュニケーション大賞」では、そうした状況を踏まえつつ、環境報告書等や環境活動レポートの作成・公表を通じて、環境コミュニケーションに積極的に取り組む事業者からの応募を受けて、優れた作品を表彰、公表することにより、事業者における時勢に即した環境コミュニケーションの取組の拡がりと、情報開示の質的向上を図ってまいります。

第20回環境コミュニケーション大賞の実施方法等について

主催 環境省、一般財団法人 地球・人間環境フォーラム

協賛 一般社団法人 サステナビリティ情報審査協会

協力 一般財団法人 持続性推進機構、日本公認会計士協会

後援 株式会社 東洋経済新報社、一般財団法人 日本経済団体連合会、日本商工会議所、

株式会社 日本取引所グループ

1.表彰部門・賞の種類

環境報告書部門

○大賞

・【特設】環境コミュニケーション大賞制定20回記念大賞

 経営戦略と紐づいた中長期のビジョン・方向性やそのためのロードマップを示しており、これからの環境コミュニケーションのあり方を示唆するものとして最も優れた報告書

環境報告大賞

最も優れた環境報告書

持続可能性報告大賞

 環境報告書として優れていることに加え、持続可能性の視点から社会的側面に関する記述に最も優れた報告書

地球温暖化対策報告大賞

 温室効果ガスの削減、その他気候変動対策について、斬新かつ具体的な数値目標を示して取組を進める企業により作成され、その取組を社会に広く伝える工夫を行っている最も優れた報告書 

○優秀賞

・環境報告優秀賞

・持続可能性報告優秀賞

・地球温暖化対策報告優秀賞

・生物多様性報告特別優秀賞

・信頼性報告特別優秀賞

 環境に関する取組についての情報発信の信頼性・透明性向上に特段の努力が見られる報告書

・審査委員会特別優秀賞

 G4ガイドラインや統合報告フレームワーク等を参考に、新しい報告書の作成に取り組んでいる。あるいは、統合思考や長期ビジョンといった新たな情報発信に取り組んでいる報告書のうち、特に優れた報告書

○環境配慮促進法特定事業者賞

 環境配慮促進法の特定事業者の作成した優れた環境報告書

○優良

 上記の大賞・優秀賞には選ばれなかったものの、一定水準以上の優れた報告書を55~60点程度を表彰予定で、業種業態・事業規模を勘案し、自治体やサイト単位の環境報告書、又は取組を始めて間もない事業者の報告書も対象とします

環境活動レポート部門

○大賞

 最も優れた環境活動レポート

○優秀賞

 大賞に次いで優れた環境活動レポート

○【枠拡大】優良賞

 上記の大賞・優秀賞には選ばれなかったものの、一定水準以上の優れたレポートを15~25点程度表彰します

2.募集対象

(1)環境報告書部門及び環境活動レポート部門

・環境報告書部門

 平成27年11月から平成28年10月までに発行された「環境報告書(環境・社会報告書、持続可能性報告書、CSR報告書等も含む)」。工場、事業場、支店等のサイト単位のものも応募できます

・環境活動レポート部門

 エコアクション21認証・登録制度により認証・登録をした事業者が、平成27年11月から平成28年10月までに発行した環境活動レポートのうち、レポート対象期間が1年以上あるもの

3.応募資格

(1)環境報告書部門及び環境活動レポート部門

 特に制限ありません。自治体や学校等で作成したもの、工場、事業場、支店等のサイト単位のものも応募可能です。

4.応募期限

 平成28年11月8日(火)当日消印有効

5.選考基準、その他

 別添の「募集要項」をご覧ください

6.結果発表

 平成28年2月上旬

7.応募申込書(募集要項)請求先・問い合わせ先

第20回環境コミュニケーション大賞 事務局

(株式会社ダイナックス都市環境研究所 内)

担当 北本、江澤、谷口、佐久間

〒150-0003 東京都港区新橋2-11-5 TKK 西新橋ビル3F  

TEL  03-3580-8221 FAX   03-3580-8265

E-mail   eco-com20@dynax-eco.com

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境経済課
平成28年10月4日(火)
環境省総合環境政策局環境経済課
直通 03-5521-8229   
代表 03-3581-3351
課長:奥山 祐矢  (6260)
補佐:齋藤 英亜  (6263)
担当:藤原 千悦子 (6268)

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