報道発表資料

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2016年09月16日
  • 水・土壌

ゴルフ場で使用される農薬に係る平成27年度水質調査結果について

ゴルフ場で使用される農薬について、平成27年度に地方自治体及び環境省地方環境事務所が実施したゴルフ場排出水等の水質調査の結果を取りまとめましたので公表します。
本調査は、515か所のゴルフ場を対象に、延べ15,902検体について実施しました。その結果、ゴルフ場排出水の農薬濃度の指針値を超過した事例はありませんでした。

1.経緯

 環境省は、平成2年5月、ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁を未然に防止するため、ゴルフ場で使用される農薬に係る水質調査の方法やゴルフ場の排出水の農薬濃度に係る上限としての指針値等を定めた「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止に係る暫定指導指針」を策定し、都道府県に通知しました。都道府県等においては、同指針に基づき、ゴルフ場で使用される農薬について調査・指導が行われています。

 環境省では、平成2年度から、地方自治体が実施したゴルフ場排出水等の水質調査結果を取りまとめており、また、平成16年度からは、環境省地方環境事務所が実施した水質調査結果についても併せて取りまとめています。

2.平成27年度水質調査結果の概要

[1]調査が実施された都道府県数:47

 (うち、地方環境事務所が調査:17都道県(6都道県では国と地方自治体両者で調査を実施))

[2]調査対象となったゴルフ場数:515か所

 (うち、地方環境事務所が調査:24か所)

[3]調査対象農薬数   :125農薬(114成分)

 (塩違い等化学的構造の一部に違いはあるものの、環境中で同一の成分となる農薬については、複数の

 農薬を1つの成分として指針値を設定しているものもある)

[4]総検体数 :15,902検体

 (うち、地方環境事務所が調査:114検体)

[5]指針値超過検体数 0検体(別表1、2のとおり)

※評価に用いた指針値は平成27年11月30日時点のものです。

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局土壌環境課農薬環境管理室
直通 03-5521-8311
代表 03-3581-3351
室長  :小笠原毅輝(内線6595)
室長補佐:羽子田知子(内線6596)
担当  :大竹 芳顕(内線6598)
担当  :小林 克明(内線6598)

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