報道発表資料

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2008年10月16日
  • 水・土壌

ゴルフ場暫定指導指針対象農薬に係る平成19年度水質調査結果について

 環境省の示した「暫定指導指針」に基づき、平成19年度に都道府県等及び地方環境事務所において実施したゴルフ場で使用される農薬についての水質調査の結果を、環境省において取りまとめた。
 754か所のゴルフ場を対象に、延べ27,365検体について水質調査を実施。指針値を超過した事例はなかった。

1.経緯

 環境省は、平成2年5月に、ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁を未然に防止するため、ゴルフ場で使用される農薬に係る水質調査の方法や、ゴルフ場の排水口での遵守すべき農薬濃度目標(指針値)等を定めた「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止に係る暫定指導指針」(以下「暫定指導指針」という。)を都道府県に通知した。以降、各都道府県等において、同指針に基づき所要の調査、指導が行われている。環境省は、この水質調査結果について、平成2年度以降、毎年管下市区町村調査分も含めて都道府県から報告を求めている。なお、平成16年度調査からは、環境省地方環境事務所(旧地方環境対策調査官事務所)においても水質調査を実施している。
 引き続き「暫定指導指針」に基づき、都道府県と協力してゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止のため指導を行っていく。

2.平成19年度に都道府県等及び地方環境事務所において実施されたゴルフ場排水口等における水質調査結果

調査結果の概要

[1] 調査を実施した都道府県数
45
(うち地方環境事務所が調査を行った都道府県数 19都道県(8都道県において重複))
[2] 調査対象となったゴルフ場
754か所
(うち地方環境事務所が調査を行ったゴルフ場数 21か所)
[3] 調査対象農薬数
計45種類
[4] 総検体数
27,365検体
(うち地方環境事務所が調査を行った検体数 945検体)
[5] 検出状況
別表1、2のとおり(指針値超過検体 なし)

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局土壌環境課農薬環境管理室
直通:03-5521-8311
代表:03-3581-3351
室長 大友 哲也(内線6640)
室長補佐 木下 光明(内線6641)
担当 吉田 礼子(内線6644)

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