報道発表資料

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2008年10月10日
  • 保健対策

化学弾の可能性がある砲弾が発見された現場における環境調査の実施について(お知らせ)

沖縄県那覇市において、化学弾の可能性がある砲弾が回収されたことに関し、環境省では、沖縄県及び那覇市の協力を得て、10月中旬から発見現場における環境調査を実施することとしたのでお知らせいたします。

1.概要

 9月4日に防衛省より、陸上自衛隊が那覇市において回収した砲弾のうち2発が、化学弾の可能性のあることについて、記者発表がなされたところです。  これを受けて、関係省が連携して、当該砲弾が化学弾であるか否かを絞り込む作業を進めてきたところですが、化学弾である可能性が否定できない状況であることを踏まえ、環境省では、以下のとおり、砲弾が発見された現場における環境調査を実施いたします。

2.環境調査の内容

 砲弾が発見された現場の土壌、大気及び周辺地下水の試料を採取し、旧軍の化学弾関連成分の有無について分析を行います。

3.スケジュール

 環境調査は、10月15日(水)より実施の予定です。
 (土壌及び大気に係る調査を10月15日に実施し、周辺地下水に係る調査については、15日以降、井戸所有者等と調整の上、随時採水する予定。)
 結果については、約1か月後を目途に取りまとめ、公表する予定です。

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課環境リスク評価室
代表 TEL 03(3581)3351
室長 塚本 直也(内線6340)
室長補佐 筒井 誠二(内線6341)

九州地方環境事務所環境対策課
TEL 096-214-0332
課長 山口 徹
環境管理専門官 三宅 俊一

沖縄県文化環境部環境保全課
TEL 098-866-2236
課長 久田 友弘
班長 比嘉 尚哉

那覇市環境部環境保全課
TEL 098-951-3229
課長 中村 英雄
主幹 上間 毅