報道発表資料
※「浄化槽フォーラム」は、水に関する環境保全活動をより活性化させるとともに、NPO等関係者の全国的な情報交換のネットワーク作りを通じて、浄化槽の普及促進を通じた水環境の保全を図るため、NPOをはじめとする関係者が参集して、平成19年5月に設立された組織です。
「浄化槽フォーラム in 霞ヶ浦」の概要
1.趣旨
テーマ「浄化槽による公衆衛生向上と生態系保全」 ~遊べる河川、泳げる霞ヶ浦を目指して~
浄化槽は、下水道などが整備されていない地域において、各家庭に設置される優れた排水処理施設です。
浄化槽(合併処理浄化槽)は、各家庭のトイレの排水だけではなく、台所やお風呂などから排出される生活雑
排水を下水道と遜色のない能力で処理することができます。また、各家庭の浄化槽を使って日常生活の中で水を
きれいにすることにより、環境保全効果を身近に実感することができ、市民の環境意識の向上にも繋がります。
しかし、この優れた排水処理施設について、市民の皆様には残念ながら十分に認知されておりません。
「浄化槽フォーラム in 霞ヶ浦」は、こうした素晴らしい浄化槽について、生活排水対策と公衆衛生向上や生態
系保全の関わりなどを通じて、市民の皆様に理解を深めていただくためのイベントです。
2.主催
環境省・浄化槽フォーラム
3.協力
茨城県、NPO法人水辺基盤協会、公益社団法人茨城県水質保全協会、一般社団法人浄化槽システム協会、
公益財団法人日本環境整備教育センター
4.開催日時・会場(入場無料)
日時:平成28年7月16日(土)13:00~17:10
会場:つくば国際会議場「多目的ホール」(茨城県つくば市竹園2-20-3)
※つくばエクスプレス つくば駅から徒歩10分
※事前登録なく当日参加頂けます。(ただし、報道関係者は事前に環境省に御連絡ください。)
※駐車場あり
5.開催内容
「浄化槽フォーラム in 霞ヶ浦」プログラム(2016/7/16)
時間 |
内容 |
13:00
13:45
16:00
17:10 |
冒頭挨拶 浄化槽フォーラム副代表理事 竺 文彦 氏(龍谷大学名誉教授) 環境省挨拶 茨城県発表「茨城県の生活排水処理対策」 |
基調講演「浄化槽による公衆衛生向上と生態系保全」 座長:中田 和人(筑波大学教授(生命環境系)) ①「浄化槽とウィルス」 間 陽子(理化学研究所ユニットリーダー(分子ウィルス学特別研究ユニット)) ②「浄化槽と生態系保全」熊谷 直喜(国立環境研究所特別研究員(生物・生態系環境研究センター)) |
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パネルディスカッション「遊べる河川、泳げる霞ヶ浦を目指して」 コーディネーター:岩波 嶺雄(常陽新聞特別編集員) 1)沼澤 篤 (霞ヶ浦環境科学センター・元茨城大学特任教授) 2)間 陽子(理化学研究所ユニットリーダー) 3)熊谷 直喜(国立環境研究所特別研究員) 4)小川 邦彦(茨城県生活環境部環境対策課) |
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閉会挨拶 浄化槽フォーラム代表理事 北尾 高嶺(豊橋技術科学大学名誉教授) |
※同会場にて、浄化槽実物大カットモデルなどを展示
添付資料
- 連絡先
- 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課03-5501-3155
浄化槽推進室長 吉川 圭子(内線:6861)
浄化槽推進室長補佐 鶴田 慎二郎(内線:6862)
整備係 矢野 千尋(内線:6864)