報道発表資料

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2016年05月10日
  • 自然環境

国際生物多様性の日(5月22日)について

 毎年5月22日は、国連が定めた「国際生物多様性の日」であり、世界各地において、5月22日を中心にイベントを開催することが奨励されています。

 「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」及び関係団体では、5月22日を中心に生物多様性を感じ、学び、行動するイベントを全国各地で開催します。

1.「国際生物多様性の日」の周辺に開催されるイベント

(1)UNDB-J及び関係団体

 UNDB-Jがとりまとめた「国際生物多様性の日」の周辺に開催されるイベントをご紹介します。ぜひお近くのイベントにお出かけください。

  イベントに関しては(別添1:「国際生物多様性の日」周辺開催イベント)をご覧ください。

  また、ウェブサイト(http://tayousei.com/2016/05/02/1310/)でも情報提供を行います。

  各イベントに関するお問い合わせは、主催団体までお願い致します。

(2)環境省主催行事

 ① 国際生物多様性の日記念シンポジウム2016 「生物多様性の主流化:人々と暮らしを支える森里川海」

 今年の国際生物多様性の日は、「生物多様性の主流化:人々や暮らしの支え(Mainstreaming Biodiversity: Sustaining People and their Livelihoods)」をテーマとしています。

 環境省では、私たちの暮らしを支えている森里川海について改めて考え、生物多様性を生かした持続可能な社会づくりに向けて、ライフスタイルの見直しや森里川海を支える仕組みづくりについて考えるシンポジウムを開催します。

  くわしくは、環境省報道発表資料(https://www.env.go.jp/press/102417.html)をご覧ください。

 時:平成28年5月21日(土)13:30~16:30

 所:国際連合大学ウ・タント国際会議場

 員:300名

 参加費:無料

 ② エコライフ・フェア2016

  環境省は6月の環境月間のメインイベントとして、今年も「エコライフ・フェア2016」を6月4日

 (土)、5日(日)に都立代々木公園ケヤキ並木・イベント広場で開催します。

 時:平成28年6月4日(土)11:00~17:00

          6月5日(日)10:00~17:00

 所:都立代々木公園ケヤキ並木・イベント広場(東京都渋谷区)

 入場料:無料

 ウェブサイト:http://www.ecolifefair.go.jp/

2.図書館における「生物多様性の本箱」コーナーの設置等

 UNDB-Jでは、愛知目標の達成に向け、生物多様性の理解や普及啓発、環境学習にも資するものとして、UNDB-J推薦「子供向け図書」(愛称:「生物多様性の本箱」~みんなが生きものとつながる100冊~)を、平成25年3月に選定しました。

 UNDB-Jでは、全国の図書館等に「生物多様性の本箱」コーナー設置や展示をよびかけており、現在、全国の多くの施設で展示されています。

 くわしくは、以下のウェブサイトをご覧ください。

 http://undb.jp/recommend/display_permanent/(生物多様性の本箱、常設施設の紹介)

3.事業者団体が業界における生物多様性に関する取組を促進する際のヒントとなる「生物多様性の保全と持続可能な利用に向けた事業者団体向け手引き(案)」の作成について

 環境省では、事業者による生物多様性の保全と持続可能な利用の促進に向け、「生物多様性民間参画ガイドライン」の発行や各種実態調査の実施等、様々な取組を実施してきたところですが、個々の事業者の取組を加速させていくためには、業界をまとめる立場にある事業者団体による、業種の特性を考慮した取組事例集や行動指針等の作成、所属団体の取組を促進するための能力構築支援等の取組が重要であると考えています。

 そこで、環境省では昨年度、事業者団体が業界における取組を促進する際のヒントとなるよう、「生物多様性の保全と持続可能な利用に向けた事業者団体向け手引き(素案)」を作成し、更に、上記手引き(素案)を活用した事業者団体の取組を支援するモデル事業を実施しました。そして、モデル事業の成果を踏まえて手引きの内容を修正し、「生物多様性の保全と持続可能な利用に向けた事業者団体向け手引き(案)」(別添2)としてとりまとめました。

 今後、手引き(案)を参考に、多くの事業者団体における生物多様性に関する取組が促進されるよう、環境省としても、引き続き取り組んで参ります。

【参考】

  • 国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)

     2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。生物多様性条約第10回締約国会議(2010.10愛知県名古屋市)で採択された、新たな世界目標である「愛知目標」の達成に貢献するため、国際社会のあらゆるセクターが連携して生物多様性の問題に取り組むこととされています。

     これを受け、愛知目標の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組を推進するため、「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が2011年9月に設立されました。環境省は、事務局を務めています。

    (ウェブサイト)http://undb.jp/

    (Facebookページ)https://www.facebook.com/UNDBJ

  • MY行動宣言5つのアクション

     国民一人ひとりが生物多様性との関わりを自分の生活の中でとらえることができるよう、UNDB-Jは、5つのアクション(たべよう、ふれよう、つたえよう、まもろう、えらぼう)の中から自らの行動を選択して宣言することを広く呼びかけています。

    (ウェブサイト)http://undb.jp/action/spread-action/

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性施策推進室
代  表:03-3581-3351
直  通:03-5521-9108
室  長:西山 理行 (内:6661)
室長補佐:鈴木 宏一郎(内:6662)
担  当:土屋 尚子 (内:6664)

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