報道発表資料

この記事を印刷
2016年04月05日
  • 地球環境

京都議定書第一約束期間の削減目標達成の正式な決定について(お知らせ)

 京都議定書第一約束期間の6%削減目標について、我が国の償却状況に係る国連の審査が完了し、我が国の京都議定書第一約束期間の6%削減目標の達成が正式に決定されました。

1.京都議定書第一約束期間について

 我が国は、京都議定書第一約束期間(2008-2012年度)において、温室効果ガス排出量を基準年(原則1990年)比で6%削減する義務を負っています。この削減目標を達成するために、昨年11月18日を期限として、国連気候変動枠組条約事務局に対して「償却(目標達成のためにクレジット・排出枠を無効化する手続き)」を行うことが求められていました。

2.クレジットの償却について

 これを受けて、我が国が保有するクレジット・排出枠(初期割当量、森林吸収源、海外からの京都メカニズムクレジット)について、6%削減目標の達成に必要となる約63億9,200万トン分(5か年分)の償却を昨年11月16日までに行いました。その後、我が国の償却状況について国連が審査を行っておりましたが、このたび審査が完了し、本年3月31日に国連ホームページにおいてその結果が公表されました。これにより、我が国の京都議定書第一約束期間の6%削減目標達成が正式に決定しました。

(参考)国連ホームページにおける公表

http://unfccc.int/kyoto_protocol/reporting/true-up_period_reports_under_the_kyoto_protocol/items/9049.php

連絡先
環境省地球環境局総務課低炭素社会推進室
室    長:関谷 毅史(内線 6740)
室 長 補 佐:安田 將人(内線 6738)

環境省地球環境局地球温暖化対策課市場メカニズム室
代表:03-3581-3351 直通:03-5521-8246 
室   長 :小笠原 靖 (内線 7716)
国際企画官 :水野 勇史 (内線 6757)
室 長 補 佐:伊藤 貴輝 (内線 6728)