報道発表資料
今般、我が国のダイオキシン類の排出量の目録(排出インベントリー)について、平成26年の結果を取りまとめました。
平成26年の排出量は、121~123g-TEQ/年となっており、平成25年の排出量(128~130g-TEQ/年)に比べ減少しています。
ダイオキシン類対策特別措置法第33条第1項に基づき定められた「我が国における事業活動に伴い排出されるダイオキシン類の量を削減するための計画」において、ダイオキシン類削減目標量は、当面の間、176g-TEQ/年とされています。平成26年の排出量はこの目標量を下回っており、着実に減少しています。
平成26年の排出量は、121~123g-TEQ/年となっており、平成25年の排出量(128~130g-TEQ/年)に比べ減少しています。
ダイオキシン類対策特別措置法第33条第1項に基づき定められた「我が国における事業活動に伴い排出されるダイオキシン類の量を削減するための計画」において、ダイオキシン類削減目標量は、当面の間、176g-TEQ/年とされています。平成26年の排出量はこの目標量を下回っており、着実に減少しています。
1.排出インベントリーについて
ダイオキシン類の排出インベントリーについては、ダイオキシン対策推進基本指針(平成11年3月)及びダイオキシン類対策特別措置法第33条第1項の規定に基づき定められた削減計画に基づき整備することとなっており、同法に基づくダイオキシン類(PCDD、PCDF、コプラナーPCB)を対象に、平成26年の排出量について取りまとめました。
2.対象発生源
環境への排出が現に認められているものであって、排出量の推計が可能なものを対象発生源としました。
3.排出量の推計結果
ダイオキシン類の排出インベントリーとして取りまとめた結果は、別添のとおりです。年々排出総量は減少し、平成26年の排出量は121~123g-TEQ/年となっており、平成25年の排出量(128~130g-TEQ /年)に比べ減少しています。
排出量に幅があるのは、2種類の推計方法で推計している施設種があることによります(排出原単位として、時間当たり排出量と燃焼物量当たり排出量の2種類で計算している等)。
4.削減目標の達成評価
ダイオキシン類対策特別措置法に基づく削減計画において、ダイオキシン類削減目標量は、当面の間、176g-TEQ/年とされています。平成26年の排出量(121~123g-TEQ/年)は、当該目標量を下回っており、排出量は着実に減少しています。
(参考)
TEQ(毒性等量)とは:
毒性が明らかになっている29種類のダイオキシン類について、最も毒性が強い2,3,7,8-TCDDの毒性を1として換算し、足し合わせた値。
添付資料
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局総務課ダイオキシン対策室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8291
室 長 江口 博行(内線6510)
室長補佐 伊藤 隆晃(内線6580)