報道発表資料
UNDB-J認定連携事業については、UNDB-Jのロゴマークがご使用いただけます。また、UNDB-Jとして、生物多様性全国ミーティングにおける表彰、UNDB-Jウェブサイトへの掲載等、積極的な広報を行っていきます。
1.UNDB-J認定連携事業(第8弾)
| 事業名 | 団体名 | 地域 | 
|---|---|---|
| NEC田んぼ作りプロジェクト | 日本電気株式会社(NEC) | 関東 | 
| AKAYAプロジェクト | 公益財団法人日本自然保護協会 | 関東 | 
| 三浦半島生物多様性保全事業 | NPO法人三浦半島生物多様性保全 | 関東 | 
| 「ホタルも棲める良い自然」づくり | 松本ホタル学会 | 中部 | 
| ひょうごの生物多様性保全プロジェクトの推進 | 兵庫県 | 近畿 | 
| 舟志の森づくり | 舟志の森づくり推進委員会 | 九州 | 
※ 詳細についてはウェブサイトをご覧ください。 → http://undb.jp/authorization/
2.認定について
「にじゅうまるプロジェクト」の登録事業のほか、UNDB-J構成団体や関係省庁の関連する事業の中から、「多様な主体の連携」、「取組の重要性」、「取組の広報の効果」等の観点から総合的に判断し、UNDB-Jが推奨する事業を認定します。
(認定の基準)
「多様な主体の連携」とは(例)
・複数のセクターが連携している
・国、自治体、NPO、事業者、教育機関等、多岐にわたるセクターが連携している
・活動が複数の都道府県にまたがるなど広域性がある
「取組の重要性」とは(例)
・生物多様性の保全及び持続可能な利用に対して具体的な効果が期待される
・関連する活動の推進を支援する効果が期待される(他の活動への支援や表彰等)
・事業を継続実施できる仕組みが整備されている(事業者の事業活動に組み込まれているなど)
「取組の広報の効果」とは(例)
・参加者や支援者の増加により事業効果のさらなる向上が期待される
・他の地域でも同様の活動が行われるようになることが期待される
・活動に先進性があり、新たな取組を誘発する波及効果が期待される
(認定のプロセス)
事務局において、「にじゅうまるプロジェクト」の登録事業のほか、UNDB-J構成団体や関係省庁の関連する事業(UNDB-J幹事に推薦を依頼)の中から、認定の基準に照らし合わせて認定連携事業候補(案)を作成
↓
UNDB-J運営部会において認定連携事業候補を決定
↓
候補団体への確認、追加情報依頼
↓
UNDB-J幹事会において認定連携事業を内定
↓
UNDB-J委員会において認定連携事業を決定
3.ロゴマークの使用
 UNDB-J認定連携事業については、UNDB-Jのロゴマークの近くに補足表示を行うことによりロゴマークをご使用いただくことができます。
(補足表示)
この事業は「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」が推奨する事業として認定を受けています。
4.広報
UNDB-Jが実施する生物多様性全国ミーティングにおいて認定団体の表彰を行うことに加えて、生物多様性地域セミナーにおける事例紹介、UNDB-Jのウェブサイトへの掲載等、積極的な広報を行っています。
※ 生物多様性全国ミーティング(第6回)は、平成28年10月、岐阜県にて開催予定。
5.これまでのUNDB-J認定連携事業
第1弾(H24.9)10事業
| 事業名 | 団体名 | 地域 | 
|---|---|---|
| 田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト | NPO法人ラムサール・ネットワーク日本 | 全国 | 
| 生物多様性の道プロジェクト | 公益財団法人日本自然保護協会 | 全国 | 
| Earthwatchにじゅうまるプロジェクト 市民参加型生物多様性調査による環境リテラシーの普及 | 認定NPO法人アースウォッチ・ジャパン | 全国 | 
| みんなで守ろう! 日本の希少生物種と豊かな自然! Save Japan プロジェクト | 株式会社損害保険ジャパン 日本興亜損害保険株式会社 | 全国 | 
| ウミガメ類の生態調査・生息環境保全プロジェクト | NPO法人日本ウミガメ協議会 | 全国 | 
| 海と田んぼからのグリーン復興プロジェクト | 海と田んぼからのグリーン復興プロジェクト | 東北 | 
| 味わって知る 私たちの海 | 伊勢・三河湾流域ネットワーク | 中部 | 
| 御所実業高校農業クラブ School Gene Farm Project | 奈良県立御所実業高等学校農業クラブ | 近畿 | 
| トンボの里プロジェクト | 真庭・トンボの森づくり推進協議会 | 中国 | 
| 徳島での生物多様性地域戦略の策定に関するプロジェクト | 生物多様性とくしま会議 | 四国 | 
第2弾(H25.3)10事業
| 事業名 | 団体名 | 地域 | 
|---|---|---|
| ICTと映像教材の活用による子ども向け次世代環境教育の推進 | 株式会社Tree | 全国 | 
| 動物園・水族館種保存事業 | 公益社団法人日本動物園水族館協会 | 全国 | 
| いのちの博物館実現プロジェクト | 公益社団法人日本動物園水族館協会 | 全国 | 
| Come Back Goose -甦れシジュウカラガン! 日本の空に- | 日本雁を保護する会 | 東北 海外 | 
| 生命のにぎわい調査団等の普及啓発活動 | 千葉県生物多様性センター | 関東 | 
| 副業型林業による「さんむ木の駅プロジェクト」 | NPO法人元気森守隊 | 関東 | 
| トキと暮らす島 生物多様性佐渡戦略 | 佐渡市 | 北陸 | 
| 伊予農希少植物保全プロジェクト | 愛媛県立伊予農業高等学校 伊予農希少植物群保全プロジェクトチーム | 四国 | 
| 綾の照葉樹林プロジェクト | てるはの森の会 | 九州 | 
| 海外希少野生動物保全支援活動 | 認定NPO法人トラ・ゾウ保護基金 | 海外 | 
第3弾(H25.9)11事業
| 事業名 | 団体名 | 地域 | 
|---|---|---|
| 湿地のグリーンウェイブ | NPO法人ラムサール・ネットワーク日本 | 全国 | 
| 公益信託経団連自然保護基金を通じた自然保護活動支援 | 経団連自然保護協議会 | 全国 海外 | 
| 食農環境プログラム (田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト) | 伊豆沼から全国へ超元気を発信する協議会 有限会社伊豆沼農産 | 東北 | 
| グリーンオイルプロジェクト | 一般社団法人グリーンオイルプロジェクト | 関東 | 
| 宍塚の里山における自然と人の関わりにまつわる 聞き書きと多様な調査にもとづいた保全活動 | 認定NPO法人宍塚の自然と歴史の会 | 関東 | 
| コウノトリも住める自然と共生する地域づくり (田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト) | 株式会社野田自然共生ファーム | 関東 | 
| くれは悠久の森事業 | 悠久の森実行委員会 | 北陸 | 
| コウノトリと共生するまちづくり事業 (田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト) | 豊岡市 | 近畿 | 
| 中海自然再生事業 | 中海自然再生協議会 | 中国 | 
| 第十堰水辺の教室 | 川塾 | 四国 | 
| REDD+推進事業 | 一般社団法人コンサベーション・インターナショナル・ジャパン | 海外 | 
第4弾(H26.3)12事業
| 事業名 | 団体名 | 地域 | 
|---|---|---|
| 生物と森を育む紙「里山物語」 | 中越パルプ工業株式会社 | 全国 | 
| ホタルの棲める環境づくり | 株式会社熊谷組 | 全国 | 
| JTB地球いきいきプロジェクト | 株式会社ジェイティービー | 全国 海外 | 
| 「生きもの豊かな田んぼ」の取り組み (田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト) | 株式会社アレフ | 北海道 東北 | 
| 環境保全型農業の推進と生物多様性登米戦略 (田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト) | 登米市 | 東北 | 
| ラムサール条約湿地登録渡良瀬遊水地の賢明な活用推進事業 (田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト) | 小山市 | 関東 | 
| 流域コモンズによってよみがえる"さとのくらし" | 森林塾青水 | 関東 | 
| 多様な主体の連携・協働による東京湾再生の推進 | 東京湾再生官民連携フォーラム | 関東 | 
| 無印良品キャンプ場 『過剰なサービスは省きましたが、自然は豊かです』 | 株式会社良品計画 | 関東 中部 | 
| 生きものも育む自然共生型田んぼづくり (田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト) | 九重ふるさと自然学校 (一般財団法人セブン‐イレブン記念財団) | 九州 | 
| フォレスト・オブ・ホープ | 一般社団法人バードライフ・インターナショナル・アジア・ディビジョン | 海外 | 
| 黄海エコリージョン支援プロジェクト | 公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン) | 海外 | 
第5弾(H26.9)10事業
| 事業名 | 団体名 | 地域 | 
|---|---|---|
| ラムサールサポーターズ | MS&ADインシュアランスグループ | 全国 | 
| 森と命を繋ぐアニマルパスウェイの開発と普及 (樹上性野生生物の保全) | アニマルパスウェイと野生生物の会 | 全国 | 
| 環境出前授業「地球1個分で暮らすために」プロジェクト | 富士通株式会社 | 全国 | 
| 自然観察指導員の養成 | 公益財団法人日本自然保護協会 | 全国 | 
| 外来種駆除等環境保全活動 | 一般社団法人日本旅行業協会 | 全国 | 
| 電機・電子 LSBプロジェクト | 電機・電子4団体 環境戦略連絡会 生物多様性ワーキンググループ | 海外 全国 | 
| 丸の内地区における生物モニタリング調査と 「丸の内 生きものハンドブック」の発刊 | 三菱地所株式会社 | 関東 | 
| 生きもの賑やか河北潟プロジェクト (田んぼ10年プロジェクト) | 特定非営利活動法人河北潟湖沼研究所 | 北陸 | 
| 穂の国森の出前授業&野外授業 | 穂の国森づくりの会 | 中部 | 
| にじゅうまるプロジェクト四国 | 四国生物多様性ネットワーク | 四国 | 
第6弾(H27.3)10事業
| 事業名 | 団体名 | 地域 | 
|---|---|---|
| サンゴ礁保全プロジェクト | 三菱商事株式会社 | 海外 九州 | 
| 「イオン生物多様性方針」と「イオン持続可能な調達原則」に基づく取り組み | イオン株式会社 | 海外 全国 | 
| 札幌ドーム Eco Motion と大成エコロジカルプランニング | 大成建設株式会社 札幌ドーム株式会社 | 北海道 関東 | 
| 西三河地区の樹木(在来種)による苗木づくりと、 フクロウの棲む森づくり | ソニーイーエムシーエス株式会社 幸田サイト 生活協同組合コープあいち | 中部 | 
| いきものたんぼプロジェクト | 大谷いのちをつなぐ田んぼプロジェクト | 東北 | 
| 植物多様性保全拠点園ネットワーク事業 | 公益社団法人日本植物園協会 | 全国 | 
| 知ろう!伝えよう!生きもののつながりキャンペーン | 横浜市環境創造局 | 関東 | 
| 森林保全活動 | 学生団体 Forest Nova☆ | 関東 | 
| カシニワ・フェスタ | カシニワ・フェスタ実行委員会 | 関東 | 
| 「あいち生物多様性戦略2020」に基づく生態系ネットワークの形成 | 愛知県 | 中部 | 
第7弾(H27.9)10事業
| 事業名 | 団体名 | 地域 | 
|---|---|---|
| 自然と農業と人が共生する村づくり~環境創造型農業の恵み~(田んぼ10年プロジェクト) | 大潟村役場 | 東北 | 
| 緑の回廊プロジェクト | NPO法人 ボルネオ保全トラスト・ジャパン | 海外 | 
| 野鳥保護区の設置 | 公益財団法人 日本野鳥の会 | 全国 | 
| ろうきん森の学校 | 労働金庫連合会 | 全国 | 
| 電機・電子業界における生物多様性保全行動指針 | 電機・電子4団体環境戦略連絡会生物多様性ワーキンググループ | 全国 | 
| 生物多様性ながれやま戦略及び関連事業 | 流山市 | 関東 | 
| 松山市北条地域の生物多様性を支える~トコロジスト育成と農地保全・交流人口拡大プロジェクト | 森からつづく道 | 四国 | 
| いきもの学びねっと | 公益社団法人 日本動物園水族館協会 | 全国 | 
| 「えのすい eco」エコ アクション | 新江ノ島水族館 | 関東 | 
| 佐渡旅 | 早稲田大学 学生環境NPO 環境ロドリゲス REC | 中部・関東 | 
【参考】
国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)
2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。生物多様性条約第10回締約国会議(2010.10愛知県名古屋市)で採択された、新たな世界目標である「愛知目標」の達成に貢献するため、国際社会のあらゆるセクターが連携して生物多様性の問題に取り組むこととされています。
これを受け、愛知目標の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組を推進するため、「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が2011年9月に設立されました。環境省はUNDB-Jの事務局を務めています。
(ウェブサイト)http://undb.jp/
(Facebookページ)https://www.facebook.com/UNDBJ
にじゅうまるプロジェクト
国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)では、愛知目標の達成に貢献するため、自分達のできるプロジェクトと20の個別目標との関連を宣言して行動する「にじゅうまるプロジェクト」を実施しています。
(ウェブサイト)http://bd20.jp/

- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性施策推進室
 代 表:03-3581-3351
 直 通:03-5521-9108
 室 長:堀上 勝 (内:6661)
 室長補佐:岡野 隆宏 (内:6481)
 担 当:笠岡 真衣 (内:6664)