報道発表資料

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2016年02月26日
  • 大気環境

平成27年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)技術実証検討会(第2回)の開催について(お知らせ)

 3月8日(火)に平成27年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)技術実証検討会(第2回)(以下「検討会」という。)を開催いたします。
 本検討会では、今年度実証した技術について、取りまとめた報告書案を主に審議します。
 なお、本検討会は、原則公開で行いますが、報告書案に関する議題は非公開で行います。

1.第2回検討会開催の御案内

開催日時  平成28年3月8日(火) 14:00~16:00

開催場所  中央区立環境情報センター 研修室2

(東京スクエアガーデン 6階 京橋環境ステーション内)

〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目1‐1

TEL:03-6225-2433  http://eic-chuo.jp/access/

議題(予定)

(1)今年度選定した実証対象技術について

※報道発表資料「https://www.env.go.jp/press/101298.html」を参照。

(2)実証試験要領の改定の検討

(3)実証試験結果報告書案の検討について

(4)その他

2.検討会の傍聴

 本検討会は、公開で行いますが、議題「(3)実証試験結果報告書案の検討について」と「(4)その他」及びこれらの議題に関する資料は、非公開として取扱います。そのため、議題(2)の終了後、傍聴者の方々には、退出していただくこととなりますので、あらかじめ御了承の上、傍聴希望の方は、件名を「平成27年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)第2回検討会傍聴希望」としていただき、住所、氏名、勤務先、電話番号、電子メールアドレス及びFAX番号を明記の上、平成28年3月4日(金)17時必着で、3.の連絡先まで電子メール又はFAXにてお申込みください。お申込みは、傍聴希望者1人につき1通といたします。

 また、傍聴可能人数は10名を予定していますので、傍聴希望者が10名を超えた場合は、抽選となる場合があります。抽選の結果、傍聴いただけない場合はその旨の連絡をいたします。

3.傍聴希望の連絡先

  特定非営利活動法人 地中熱利用促進協会 実証機関事務局 担当:宮崎

  〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目29番20号

  TEL/ FAX:03-3391-7836

  E-mail:geohpajs@geohpaj.org  

  URL:http://www.geohpaj.org/

参考(背景・経緯)

 環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展に資することを目的とするものです。(https://www.env.go.jp/policy/etv/)

 本技術分野では、ヒートアイランド対策技術のうち、「地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム」の実証試験を行っています。

※地中熱等(地下水・河川・下水等の熱を含む。)は、冬季は外気よりも温度が高く、夏季は外気より温度が低いという特性を有することから、その温度差を利用するヒートポンプ空調システムは、外気を熱源とする空冷式ヒートポンプよりも効率的に建築物の冷暖房を行うことができます。

また、以下の2点で人工排熱低減に役立ち、ヒートアイランド現象の抑制効果が期待されます。

[1] 夏季においては、外気と熱交換する空冷式のヒートポンプ(一般的な冷房)のように室外機から冷房排熱を外気中に放出せず、地中等に放出するため、外気中への排熱量が低減されます。

[2] 地中熱等を利用したヒートポンプ空調システムの場合、原理的に空冷式のヒートポンプ(一般的な冷房)と比べて消費電力量が少ないため、省エネルギー化された分、排熱が低減されます。

連絡先
環境省水・大気環境局総務課
環境管理技術室
直通:03-5521-8297
代表:03-3581-3351
室  長:田路 龍吾(内線6550)
室長補佐:服部 和彦(内線6551)