報道発表資料

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2016年02月18日
  • 地球環境

シンポジウム「地域から考える気候変動問題~伊勢志摩サミットに向けて~」の開催について(お知らせ)

 気候変動問題を国民にわかりやすく理解してもらうことを目的として、平成28年3月18日(金) 13:00 ~ 16:00 (予定)、三重県鳥羽市において、シンポジウム「地域から考える気候変動問題~伊勢志摩サミットに向けて~」を開催致します。
 なお、参加には事前申込みが必要です。

1.概要

 近年、世界中で気候変動の影響が現れており、我が国においても、気温や海水温の上昇、降水日数の減少などに伴い、農作物の収量の変化や品質の低下、漁獲量の変化、動植物の分布域の変化やサンゴの白化、さくらの開花の早期化などがすでに生じています。

 今後どのような温暖化対策を取ったとしても日本の将来の平均気温は上昇し、21世紀末に向けて気候変動の影響のリスクは高まると予測されており、温暖化が進むにつれて、自然災害、農業、自然生態系、健康など様々な面で深刻な影響が生じる恐れがあります。

 そのような中、2015年11月には政府として初の「気候変動の影響への適応計画」を閣議決定し、同年12月には気候変動枠組条約の第21回締約国会議(COP21)において、2020年以降の国際枠組みであるパリ協定が採択されるなど、近年、気候変動問題を巡る国内外の情勢が大きく動き出しています。

 本シンポジウムでは、伊勢志摩サミットを5月にひかえる三重県において、地球規模の課題である気候変動問題に関する最新の動向を紹介すると共に、これらの情報をいかに伝えていくか、そして今後どのような対策を進めていくべきかを皆さんと考えていきます。

2.日程等

 日時:平成28年3月18日(金)13:00-16:00(予定)

 場所:鳥羽国際ホテル ハーバーウィング6Fバンケットルーム 海城(あまぎ)

(参加者100名程度を想定)

〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽1丁目23番1号

 主催:環境省

 共催:三重県

3.プログラム

開会挨拶

 環境省 藤井 進太郎 環境省地球環境局研究調査室室長補佐

 三重県 高沖 芳寿 三重県環境生活部長

第1部 講演

講演1

 「気候変動問題の最新の動向について(仮)」 藤井 進太郎 環境省地球環境局研究調査室室長補佐

講演2

 「三重県における異常気象の現状と今後(仮)」 立花 義裕 三重大学生物資源学研究科教授

第2部 パネルディスカッション「地域から考える気候変動問題(仮)」

 登壇者

ファシリテーター:立花 義裕 三重大学生物資源学研究科教授

パネリスト(1):多森 成子 三重テレビ ニュースウィズ キャスター/気象予報士

パネリスト(2):北野 大 淑徳大学人文学部表現学科教授

パネリスト(3):平石 尹彦 地球環境戦略研究機関参与/前IPCCインベントリタスクフォース共同議長

パネリスト(4):辻製油株式会社

パネリスト(5):藤井 進太郎 環境省地球環境局研究調査室室長補佐

パネリスト(6):学校法人梅村学園三重中学校・高等学校 科学技術部 代表

4.参加申込

 参加料無料、事前申込制となっております。

  平成28年3月14日(月)までにウェブサイト(https://ssl.form-mailer.jp/fms/8d4a479f418917 )、Eメール(climate@gef.or.jp)、電話(03-5825-9735)またはFax(03-5825-9737)よりお申し込み下さい。

 ※参加募集は締切期限内であっても定員に達し次第締め切らせて頂きます。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局総務課研究調査室
直通:03-5521-8247
代表:03-3581-3351
 室  長:竹本 明生  (内線 6730)
 室長補佐:藤井 進太郎 (内線 6731)
 担  当:千々松 聡  (内線 6733)

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