報道発表資料
「適正な取引が自然を守る」をコンセプトに、今年は昨年に引き続き取引に係るルールの紹介と税関で差し止められた物品の展示などを行います。皆様の御来場をお待ちしております。
1.趣旨
国連は、平成25年12月、環境保全上だけでなく経済的、文化的にも重要な野生動植物の保護の取組を強化することを目的として、3月3日を「世界野生生物の日」に指定しました。
3回目となる今年の世界野生生物の日のテーマは、「The future of wildlife is in our hands.」(野生動植物の未来は私達にかかっています)です。特にアジアゾウ、アフリカゾウに焦点をあてることにもなっており、サブテーマとして「The future of elephants is in our hands.」(ゾウの未来は私達にかかっています)も掲げられています。
このテーマは、私たちと地球を共有する野生動植物の保護のために世界の国民が役割を果たすよう呼びかけるものです。生息地の喪失、気候変動や密猟は、今日の野生動植物が直面している最も憂慮すべき課題の一つです。特に象牙の密猟や違法取引は、現在、アフリカゾウに対する最も深刻な差し迫った脅威となっています。
環境省は、昨年に引き続き、本年も経済産業省、税関、NGOと協力して、希少野生動植物種の取引、特にインターネットを利用した商取引が適正に行われるよう注意喚起を行うとともに、通信4団体との協力についてご報告いたします。
2.展示概要
日時:平成28年2月23日(火)12:30~3月4日(金)15:00
(展示時間は8:00~21:00)
主催者説明:2月23日(火)12:30~13:00
会場:経済産業省本館1階(財務省側広報スペース)
主催:環境省自然環境局 野生生物課
経済産業省貿易経済協力局 野生動植物貿易審査室
製造産業局 紙業服飾品課
展示協力:東京税関、トラフィックイーストアジアジャパン(NGO)、電気通信事業者協会(TCA)、テレコムサービス協会(テレサ協)、日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)、日本ケーブルテレビ連盟(JCTA)
展示内容:
●制度説明パネル、東京税関で差し止められた物品の実物
●電気通信事業団体との取組紹介パネル
●トラフィックイーストアジアジャパン(NGO)の取組紹介ビデオ・パネル など
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8284
課長 :奥田 直久 (内線 6460)
課長補佐 :中島 慶次 (内線 6465)
専門官 :寺田 佐恵子(内線 6462)
担当 :齋藤 明光 (内線 6463)