報道発表資料

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2016年02月05日
  • 地球環境

シンポジウム「気候変動問題の最前線~動き出した世界とこれからの日本~」の開催について(お知らせ)

 国民に気候変動問題への理解を深めてもらうことを目的として、平成28年3月9日(水) 13:30 ~ 16:50 (予定)、東京において、シンポジウム「気候変動問題の最前線~動き出した世界とこれからの日本~」を開催致します。
 なお、参加には事前申込みが必要です。

1.概要

 我が国において、気温や水温の上昇、降水日数の減少などに伴い、農作物の収量の変化や品質の低下、漁獲量の変化、動植物の分布域の変化やサンゴの白化、さくらの開花の早期化などの気候変動による影響がすでに現れています。

 今後どのような温暖化対策を取ったとしても将来の平均気温は上昇し、21 世紀末に向けて気候変動の影響のリスクは高まると予測されており、温暖化が進むにつれて、自然災害、農業、自然生態系、健康など様々な面で深刻な影響が生じる恐れがあります。

 そのような中、2015年11月には政府として初の「気候変動の影響への適応計画」が閣議決定され、同年12月には気候変動枠組条約の第21回締約国会議(COP21)において2020年以降の国際枠組みであるパリ協定が採択されるなど、近年、気候変動問題を巡る国内外の情勢が大きく動き出しています。

 本シンポジウムでは、気候変動問題に関する最新の動向を紹介すると共に、国内における気候変動対策の普及、そして国際貢献の推進のため、科学者、政策決定者、メディアなどの関係者がどのような取り組みを進めるべきかについて議論します。

2.日程等

 日時:平成28年3月9日(水)13:30-16:50(予定)

 場所:千代田放送会館2F ホール(参加者200名程度を想定)

〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町1-1

 主催:環境省 

3.プログラム

 開会挨拶

環境省 (予定)

 第1部 講演

 講演1

「気候変動問題の最新の動向について(仮)」 

藤井 進太郎 環境省地球環境局研究調査室 室長補佐

 講演2

「IPCC第6次評価報告書に向けて(仮)」 

ハンス=オットー・ポートナー アルフレッド・ウェグナー研究所 教授/気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第2作業部会(WG2) 共同議長

 講演3

「気候変動リスクの総合管理とその対策について(仮)」

沖 大幹 東京大学生産技術研究所教授/IPCC 第5次評価報告書(AR5) 第2作業部会(WG2)統括執筆責任者

 第2部 パネルディスカッション「気候変動問題への国内の取組と国際貢献の促進に向けて(仮)」

登壇者

ファシリテーター:沖 大幹 東京大学生産技術研究所教授/IPCC AR5 WG2 統括執筆責任者(CLA)

パネリスト(1):井田 寛子 NHKニュースウォッチ9 気象キャスター/気象予報士

パネリスト(2):ハンス=オットー・ポートナー アルフレッド・ウェグナー研究所 教授/IPCC WG2 共同議長

パネリスト(3):田辺 清人 地球環境戦略研究機関上席研究員/IPCCインベントリータスクフォース(TFI) 共同議長

パネリスト(4):藤井 進太郎 環境省地球環境局研究調査室 室長補佐

パネリスト(5):神奈川県立横浜国際高等学校代表生徒

4.参加申込

 参加料無料、事前申込制となっております。

 平成28年3月7日(月)までにウェブサイト(https://ssl.form-mailer.jp/fms/b7980e51416381)、Eメール(climate@gef.or.jp)、電話(03-5825-9735)またはFax(03-5825-9737)よりお申し込み下さい。

 ※参加募集は締切期限内であっても定員に達し次第締め切らせて頂きます。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局総務課研究調査室
直通:03-5521-8247
代表:03-3581-3351
 室  長:竹本 明生  (内線 6730)
 室長補佐:藤井 進太郎 (内線 6731)
 担  当:千々松 聡  (内線 6733)

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