報道発表資料

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2016年01月22日
  • 再生循環

公開セミナー「資源効率性・3Rに関する国際動向ーG7富山環境大臣会合に向けてー」の開催について

 昨年6月のG7エルマウ・サミットでは、資源効率性が取り上げられ、資源効率性のためのG7アライアンスの設立や、UNEP国際資源パネル、OECDに対する関連文書の策定招請などが行われました。また、昨年9月に国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)にも資源効率や3Rに関するターゲットが盛り込まれたほか、昨年12月には、欧州委員会から新たな循環経済パッケージの提案もされたところです。世界的に資源効率性等に注目が高まる中、本年5月には、我が国においてG7伊勢志摩サミット及びG7富山環境大臣会合が行われます。
 このため、環境省では、国民・事業者・行政等が一堂に会し、こうした資源効率性・3Rに係る一連の国際動向について理解を深める場として、2月10日(水)に、一般公開セミナー「資源効率性・3Rに関する国際動向―G7富山環境大臣会合に向けて―」を開催します。

1.開催概要

 日時:平成28年2月10日(水)9:45~12:30 ※9:30より受付開始 

 場所:学士会館(東京都千代田区神田錦町3-28)http://www.gakushikaikan.co.jp/access/     

 定員:80名程度(予定)

 主催:環境省

 共催:(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)

2.プログラム

※プログラムは予定であり、変更する可能性もあります。

【主催者からのプレゼンテーション】

・本セミナーの開催について(松田 和久 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部循環型社会推進室 企画官)

・海外諸国における資源効率性に関する取組について(粟生木 千佳 IGES 持続可能な消費と生産領域研究員)

【資源効率性・3R に関する国際動向】

・G7議長国としてのドイツの資源効率性の取組について(大石 式部 ドイツ大使館 経済部上級専門官)

・持続可能な資源管理に向けた科学と政策の交互作用-物質フロー分析研究と国際資源パネル、OECDの活動を中心に-(森口 祐一 東京大学大学院工学系研究科 教授)

・資源効率性に係る取組は何を目指しているのか(喜多川 和典 日本生産性本部 主任経営コンサルタント)

【企業の取組】

 ※リコー及びトヨタから関連する取組を発表。

【パネルディスカッション】

・ファシリテーター:小野川 和延IGES シニアフェロー

・パネラー:大石 式部 ドイツ大使館 経済部上級専門官

森口 祐一 東京大学大学院工学系研究科教授

喜多川 和典 日本生産性本部 主任経営コンサルタント

リコー

トヨタ

3.参加申込み

 本セミナーへの参加は、参加費無料の事前登録制(80名程度(予定))です。参加を希望される方は、下記ウェブサイトの申込みフォームより、必要事項をご記入の上、2月8日(月)までにお申し込みください。なお、お申し込みが多数となった場合には受付を締め切る可能性がありますので、お早めにお申し込みください。

 本セミナーの参加申込み受付業務は、(公財)地球環境戦略研究機関が担当しております。

■ウェブサイト(申込みフォーム):http://www.iges.or.jp/jp/scp/20160210.html

4.その他

 2月15日(月)には、本セミナーと関連して、「経済産業省・日欧産業協力センター主催セミナー:日欧における資源効率/循環型経済政策の動向と相互協力の可能性」が開催されます。

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
直  通:03-5521-8336
代  表:03-3581-3351
企 画 官:松田 和久(内線6898)
室長補佐:須賀 義徳(内線6814)
担  当:鈴木 隆博(内線6819)