報道発表資料
1 概要
中部山岳国立公園上高地地区では、平成12年に定められた行為許可の基準の特例を適用し、梓川及び大正池の堆積土砂の除去が行われてきた。しかし、基準の特例が定められている区域の上流においては、堆積土砂を取り除くことができず梓川の河床が上昇しているとともに、堆積土砂が景観を損ねている一因になっており、堆積土砂を取り除く必要性が大きくなっている。平成26年7月に中部山岳国立公園上高地連絡協議会が策定した「上高地ビジョン2014」においても梓川の河床上昇は重要な課題と位置づけられており、基準の特例が定められている区域の上流部における、効率的効果的な堆積土砂の除去のための取組を関係機関が連携して促進していくこととなった。
当該地で行為を行うことの公益上の必要性は高く、対象地の風致の実態から見て許可の緩和を許容しうることから、自然公園法施行規則第11条第36項の規定に基づき従前の基準の特例を定める区域を梓川上流部に拡大するもの。
2 意見提出手続
(1)問い合わせ先
環境省自然環境局国立公園課
東京都千代田区霞が関1-2-2/電話 03-5521-8277
(2)意見募集対象
別添「中部山岳国立公園の特別保護地区内における行為の許可基準の特例の一部を改正する件」の概要
(3)意見提出期間
平成27年12月17日(木)から平成28年1月15日(金)までの30日間
(4)意見提出先
環境省自然環境局国立公園課
(5)意見提出方法
ア 郵送の場合: 〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
※締め切り日当日消印まで有効
イ FAXの場合: 03-3595-1716
ウ 電子メールの場合: shizen-kouen@env.go.jp
※意見の内容はメール本文に記載して送付してください。添付ファイルに意見を記載して提出することは、御遠慮ください。
<意見提出に関する共通注意事項> ・件名に必ず、「中部山岳国立公園の特別保護地区内における行為の許可基準の特例の一部を改正する件への意見」と記載してください。 ・本文の様式は問いません。 ・意見提出者の住所、氏名(団体の場合は団体名)、電話番号・FAX番号・メールアドレス等を御記入ください。いただきました意見の内容は住所、氏名、電話番号・FAX番号・メールアドレスを除き、公開を前提としますのであらかじめ御承知おきください。 ・意見中に個人に関する情報であって特定の個人を識別しうる記述がある場合及び個人・法人等の財産権等を害するおそれがあると判断された場合は、公表の際に該当箇所を伏せさせていただきます。 ・意見に付記された氏名、連絡先等の個人情報につきましては、適正に管理し、意見の内容に不明な点があった場合等の連絡・確認といった、本案に対する意見公募に関する業務のみに利用させていただきます。 ・意見に住所、氏名の記載の無いものは無効とさせていただきます。 ・電話での意見は受けかねますので御了承ください。 |
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局国立公園課
直 通:03-5521-8277
代 表:03-3581-3351
課 長:岡本 光之(6440)
補 佐:河野 通治(6650)
補 佐:田村 努 (6690)
係 長:浜 一朗(6445)