報道発表資料

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2008年09月05日
  • 自然環境

野生順化訓練中のトキのペアから生まれた幼鳥1羽の死亡について(お知らせ)

野生復帰ステーション順化ケージで訓練を行っているトキのペアから、順化ケージ内にて今年生まれた幼鳥2羽のうち1羽について、本日12時05分頃に死亡が確認されましたのでお知らせします。
  1. 佐渡トキ保護センター野生復帰ステーションの順化ケージでは、昨年7月から5羽のトキの野生復帰訓練を開始し、今年2月には10羽のトキを追加して、現在、計15羽で訓練を進めています。
  2. このうち、ペアを形成した1組のトキから今年生まれた幼鳥2羽のうち1羽が、8月22日の順化ケージ内立入りの際に、ネットに接触し、地上にて身動きが取れなくなったため、獣医師がこれを収容し、トキ保護センターにて経過を観察していましたが、本日12時05分頃、死亡が確認されました。
  3. なお、本日16時半現在、トキ保護センターにて、死亡した幼鳥の病理解剖を行っています。病理解剖後、インフルエンザウイルス分離検査を含む精密検査(病性鑑定)を新潟県中央家畜保健衛生所で行うこととしており、死亡原因については、その結果を見て判断します。
連絡先
環境省自然環境局野生生物課
直通:03-5521-8283
代表:03-3581-3351
課長:星野 一昭(6460)
補佐:西山 理行(6475)
専門官:中村 昌孝(6469)