報道発表資料

この記事を印刷
2015年12月14日
  • 大気環境

(お知らせ)東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)第17回政府間会合の結果について

東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)の第17回政府間会合が2015年11月24日(火)~25日(水)にタイ・バンコクで開催され、PM2.5やオゾンのモニタリングの推進などEANETの対象範囲の拡大を含む次期中期計画(2016-2020)の採択等が行われました。

1.会合の概要

○日程:11月24日(火)~25日(水)

○場所:タイ・バンコク

○主催者:EANET事務局(国連環境計画アジア太平洋事務所)

 EANETネットワークセンター

(一般財団法人日本環境衛生センターアジア大気汚染研究センター)

○参加者:EANET参加13か国の代表(カンボジア、中国、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、フィリピン、韓国、ロシア、タイ、ベトナム)等

○我が国からの出席者:環境省、外務省の担当官等

(参考)

 東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET:Acid Deposition Monitoring Network in East Asia)は、酸性雨問題に関する東アジア各国の協力の推進を目的とした政府間ネットワークです。我が国のイニシアティブにより立ち上げられ、2001年1月から本格稼働を開始しており、現在の参加国は13ヵ国です。(詳細については、別添1参照)

2.結果の概要

○次期中期計画(2016-2020)の承認

 現在の中期計画(2011-2015)に代わる新しい中期計画(2016-2020)(以下、「新中期計画」)が承認されました。これまでEANETでは、第12回政府間会合(平成22年・新潟)において採択された「EANET強化のための文書」に基づき、平成23年以降、活動範囲の拡大に関する検討が行われてきましたが、その検討の結果を踏まえ、新中期計画にはPM2.5及びオゾンのモニタリングの推進等の新規の活動が盛り込まれることになりました。(新中期計画の概要(和文)については別添2参照)

3.今後の対応

 酸性雨等の広域大気汚染問題は東アジア地域共通の課題であり、我が国としては、引き続きEANETの活動を技術的・財政的に支援していくとともに、EANETを東アジア地域における大気環境管理のための重要な基盤として、その活動の充実・強化を図ることとしています。

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局大気環境課
課長:瀧口 博明(6530)

環境省水・大気環境局総務課国際協力推進室
室  長:吉川 和身(6532)

環境省水・大気環境局大気環境課
課長補佐:梁瀬 達也(6547)
直通:03-5521-9021
代表:03-3581-3351

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。