報道発表資料
1.国際シンポジウムの概要
本年9月に「国連持続可能な開発サミット」において「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」が策定されました。その目標の一つである「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」では、世界各国で「持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)」(国連環境計画(UNEP))や持続可能な公共調達(SPP)を促進することとしています。また、UNEPは10YFPに関連して、各国のグリーン公共調達(GPP)制度の確立を目的に、環境ラベル制度(ISO14024に基づくタイプI環境ラベル制度など)を関連付けて促進する「SPPと環境ラベル(SPPEL)」というプログラムもアジアなどで実施しており、各国でGPPや環境ラベル制度の構築・展開が進みつつあります。
これらの制度は、それぞれ独自の環境基準に基づいて展開されているケースもあり、国際的な市場のグリーン化を推進する上でのハードルにもなっているため、各国でのGPPや環境ラベル基準の調和のあり方が注目されています。
本シンポジウムでは、日本からグリーン購入法やタイプⅠ環境ラベル(エコマーク)及びそれらを推進する取組や経験を紹介するとともに、取組を積極的に行っている国や地域(欧州、ドイツ、アメリカ、中国など)の専門家を招き、各国制度の概要や最新動向等を詳しく解説していただきます。
2.日時、場所等
日時: 平成27年12月10日(木)13:30-16:30
場所: 東京ビッグサイト会議棟607+608会議室
(〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1)
定員: 160名
主催: 環境省、(公財)日本環境協会
備考: 日英同時通訳あり
3.プログラム
13:30-13:35 開会の挨拶
13:35-13:50 基調講演
「日本のグリーン公共調達(GPP)/環境ラベルの現状と国際貢献(仮)」
平尾 雅彦(東京大学大学院)
13:50-14:05 日本の最新事例紹介
「製品ライフサイクルに立脚した環境影響評価基盤の構築と社会実装によるグリーン購入の推進」
田原 聖隆(国立研究開発法人産業技術総合研究所)
14:05-16:25 世界のグリーン公共調達と環境ラベルに関する優良事例と最新動向
[講演①]
欧州のグリーン公共調達の最新動向(仮)
Robert Kaukewitsch(欧州委員会(EC))(予定)
[講演②]
ドイツ・ブルーエンジェルとグリーン公共調達の最新動向(仮)
Andreas Halatsch(ドイツ連邦環境庁(UBA))
[講演③]
アメリカのグリーン公共調達の最新動向(仮)
Kevin Funk(米国連邦調達庁(GSA))
[講演④]
韓国のグリーン公共調達と韓国環境ラベルの最新動向(仮)
Kyu Woong Ko(韓国環境産業技術院(KEITI))(予定)
[講演⑤]
中国環境ラベルとのグリーン公共調達の最新動向(仮)
Xing Hongxia(中環連合(北京)環境認証センター有限公司(CEC))
質疑応答
16:25-16:30 閉会
※ プログラムは予告なく変更される場合があります。
プログラム等は、以下のウェブサイトよりご覧いただけます。http://www.ecomark.jp/info/event/seminar_ecopro2015.html
4.参加申込
参加料無料、事前申込制(先着順)となっております。
以下のウェブサイトよりお申し込みください。
http://www.ecomark.jp/info/event/seminar_ecopro2015.html(日本環境協会エコマーク事務局HP)
※ 参加申込は、定員に達し次第締め切らせていただきますので、予め御了承ください。
5.個人情報の取扱いについて
お申込みいただいた方の個人情報は、本会議運営に係る業務の目的に利用し、法令等に基づく場合を除き、第三者への提供は致しません。利用目的終了後、適切な方法で廃棄いたします。
【お申込み・お問い合わせ先】
(公財)日本環境協会 エコマーク事務局普及・国際協力課
電話:03-5643-6255 FAX: 03-5643-6257 E-mail: seminar@ecomark.jp
- 連絡先
- 環境省総合環境政策局環境経済課
代 表:03-3581-3351
直通:03-5521-8229
課長:奥山 祐矢 (6260)
補佐:彌吉 元毅 (6251)
担当:品川 洋 (6291)