報道発表資料

この記事を印刷
2015年10月20日
  • 自然環境

「つなげよう、支えよう森里川海」全国リレーフォーラムの開催について(お知らせ)

「日本中の森・里・川・海の豊かな自然。それは今を生きる私たちだけでなく、子ども、孫、そしてもっと未来の世代へとつないでいかなければいけないもの。この国の未来に、美しいふるさとがありますように。」そんな願いを込めた一連の取組が始まります。

環境省では、平成26年12月に「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトチームを立ち上げ、本年6月30日には「中間とりまとめ」を発表しました。この「中間とりまとめ」では、森里川海の恵みを持続可能な形で将来にわたって引き出し、安全で豊かな国づくりを行うための基本的な考え方と対策の方向性を示しています。そしてこのような取組を通じて、自然共生、資源循環、低炭素な「環境・生命文明社会」の実現を目指すこととしています。

これを受け、森里川海を支えることの必要性について、国民各層の認知・理解・共感を得るとともに、森里川海に関する地域の課題や先進的な取組を共有する全国リレーフォーラムを約50か所で開催します。

この皮切りとして10月30日(金)にキックオフイベントを開催します。イベントでは、これまでの議論にご参加いただいた関係団体・関係者をはじめ、スペシャルメンバーの伊勢谷友介氏をお招きし、全国リレーフォーラムのねらいなどについて情報発信します。一般参加者も募集しますので、ご希望の方は下記の方法によりお申し込みください。

 全国リレーフォーラムの概要

(1)キックオフイベント

日 程: 平成27年10月30日(金) 14:00~17:00 ※予定

場 所: ベルサール汐留2F HALL B

主 催: 環境省

登壇者: 伊勢谷友介 氏(株式会社リバースプロジェクト代表)

木村尚 氏(NPO法人海辺つくり研究会理事)

中井徳太郎 (環境省大臣官房審議官)     等

<内 容>

14:00 開演

14:02 主催者挨拶・キャッチフレーズ発表(環境省)

14:10 全国リレーフォーラムの趣旨等の説明(環境省)

14:25 アンバサダー任命式

14:35 フォトセッション①

14:45 スペシャルメンバーによる活動報告(伊勢谷 友介 氏)

15:05 特別講演「アマモ再生がつなぐ海と人、人と人」(木村 尚氏)

15:45 休憩

15:55 伊勢谷氏、木村氏などによるトークセッション

16:40 フォトセッション②

16:50 参加者によるメッセージボードへの記入

17:00 閉演

※ キックオフイベントの取材希望者は、別紙「取材申込書」に必要事項を記入の上、FAXにてお送りください。

○キックオフイベント一般参加者の募集について

募集人数 100名程度(応募者多数の場合抽選)

応募方法 「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクト公式ホームページ

  (https://www.env.go.jp/nature/morisatokawaumi/)よりお申込ください。

応募締切 10月29日(木)17時 

<登壇者プロフィール>

伊勢谷友介氏写真 伊勢谷(いせや)(ゆう)(すけ) 氏(株式会社リバースプロジェクト代表)
1976年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。大学在学中の98年、ニューヨーク 大学映画コースに短期留学し映画制作を学ぶ。99年映画『ワンダフルライフ』(是枝裕和監督)で俳優デビュー。2003年、初監督作品『カクト』が公開。08年、地球環境や社会環境を見つめ直し、未来における生活を新たなビジネスモデルに創造するプロジェクト「リバースプロジェクト」をスタートさせる。

木村尚氏写真 木村(きむら) (たかし) 氏(NPO法人海辺つくり研究会理事)
1956年横浜市生まれ。NPO法人海辺つくり研究会理事(事務局長)・(株)MAcS取締役、(株)joyF取締役、(株)森里川海生業研究所取締役、他多数の市民活動団体に協力している。東京湾を子どもたちが泳げる豊かで美しい海にしたいと考え、市民参加型でワカメの育成による水質浄化や、アマモ場再生活動、東京湾に失われた干潟の再生、子どもたちの海辺の自然体験活動の支援や指導者育成、東京湾の環境やまちづくりに関連するセミナー開催などを行っている。日本テレビ系列「THE・鉄腕ダッシュ-ダッシュ海岸-」にレギュラー出演中。

(2)シンポジウム(全国9か所)

シンポジウムでは、開催エリアにおける森里川海の恵みを引き出す活動事例や課題・対策等について、有識者からご講演いただくとともに、活動の実践者等も含めたパネリストによるパネルディスカッションを行います。

開催時期: 平成27年11月~平成28年2月

開催場所:北海道札幌市、青森県八戸市、東京都羽村市(12/11)、23区内、兵庫県豊岡市(12/13)岡山県真庭市(12/22)、香川県高松市、熊本県熊本市、富山県富山市(2月・総括シンポジウム) 

計9か所にて開催予定 

※日程については、これまでに決定している場所のみを記載しています。

参加者募集:各シンポジウム 200名程度

開催が決定した場所から、「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクト公式ホームページ上で順次募集を行います。

詳細は、下記URLをご覧ください。

https://www.env.go.jp/nature/morisatokawaumi/

(3)ミニフォーラム(全国40か所)

ミニフォーラムでは、森里川海に関する地域の課題や先進的な取組などについて共有するとともに、身近でできる森里川海に関するアクションについて参加者同士でグループディスカッションを行います。

11月8日の神奈川県小田原市を皮切りに、全国40か所で開催します。

参加者の募集は以下のサイトで行います。お近くのミニフォーラムにぜひご参加ください。

開催時期: 平成27年11月~平成28年2月

開催場所:

(北海道)滝川市、黒松内町、釧路市

(東北)青森県十和田市、秋田県大潟村、山形県金山町(11/15)、宮城県石巻市

(関東)栃木県宇都宮市、千葉県東金市、神奈川県横浜市、小田原市(11/8)、山梨県大月市(11/18)、静岡県伊東市(12/17)

(中部)新潟県妙高市、石川県白山市、福井県越前市、長野県長野市、松本市、愛知県豊田市、三重県津市

(近畿)京都府綾部市(12/14)

(中国四国)鳥取県大山町、岡山県倉敷市(12/18)、広島県北広島町、山口県防府市(12/21)、徳島県阿南市(2/13)、愛媛県八幡浜市

(九州)佐賀県鹿島市(11/28)、大分県日田市

(沖縄)座間味村

ほか 計40か所にて開催予定

※日程については、決定している場所のみ記載しています。

参加者募集:各ミニフォーラム 50名程度

開催が決定した場所から、「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクト公式ホームページ上で順次募集を行います。

詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.env.go.jp/nature/morisatokawaumi/

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8272
課  長:鳥居 敏男(内線6430)
室長補佐:岡野 隆宏(内線6481)
係  長:高下 翼 (内線6437)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。