報道発表資料

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2015年07月30日
  • 地球環境

小型船舶の低炭素化(燃料電池)の実証実験の開始について

 環境省では、地球温暖化対策の強化のため、燃料電池を利用した外洋での運行が可能な低炭素型小型船舶を製作し、実海域での実証実験を8月から長崎県五島市において開始することとしましたので、お知らせします。

1.事業名

 CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業(小型船舶の低炭素化(燃料電池)の技術開発・実証)

2.事業の概要

 本事業は、小型船舶をモデルに、燃料電池を利用した外洋での運行が可能な低炭素型小型船舶を製作し、実海域で実証することで、船舶のCO2排出削減を図り漁船等への水平展開を図ることを目的としたものです。

 今般、環境省が長崎県五島沖で実証事業を実施している浮体式洋上風力発電の余剰電力により生成した水素を活用した、低炭素型小型船舶(燃料電池船)の実証を行います。

3.実証開始日

 平成27年8月5日(水)

※事業受託者が当該燃料電池船の完成式典を午後1:30から開催予定です。

4.事業受託者

 戸田建設株式会社

5.実証場所

 長崎県五島市福江島・椛島沖

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課
直  通  03-5521-8339      
代  表  03-3581-3351
課  長  土居 健太郎(内線6736)
調整官   名倉 良雄 (内線6771)
課長補佐  池本 忠弘 (内線6791)
担  当  川上 晋平 (内線7721)