報道発表資料

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2015年08月07日
  • 再生循環

アジア太平洋3R推進フォーラム第6回会合の開催について

 環境省は、モルディブ共和国政府、国際連合地域開発センター(UNCRD)とともに、8月16日~19日にモルディブのマレ市において、「アジア太平洋3R推進フォーラム第6回会合」を開催します。
 同会合は、3Rに関するハイレベルの政策対話の促進、3R推進に役立つ制度面・技術面の情報共有等を目的としており、今回の会合では、資源効率及び3R政策が観光産業など他の産業分野の発展にどのように貢献できるのかを全体テーマとして議論を行います。また、開催国モルディブをはじめとした小島嶼開発途上国が直面する持続可能性に関する課題も独立したテーマとして扱います。

1.アジア太平洋3R推進フォーラムについて

 同フォーラムは、我が国の提唱(※)により、アジア各国における3Rの推進による循環型社会の構築に向け、アジア各国政府、国際機関、援助機関、民間セクター、研究機関、NGO等を含む幅広い関係者の協力の基盤となるものとして、2009年11月に設立されました。

 3Rに関するハイレベルの政策対話の促進、各国における3R関連プロジェクトの実施促進、3R推進に役立つ制度面・技術面の情報の共有、関係者のネットワーク化等を目的としており、環境省は、国連地域開発センター(UNCRD)、開催国政府機関とともに毎回主催者となっています。

 今までの開催状況は以下のとおりです。

・2009年11月 第1回会合(設立会合) 日本

・2010年10月 第2回会合 マレーシア

・2011年10月 第3回会合 シンガポール

・2013年3月 第4回会合 ベトナム

・2014年2月 第5回会合 インドネシア

(※) 2008年10月の東アジア首脳会議(EAS)環境大臣会合において、我が国から「アジア3R推進フォーラム」の設立を提唱し、各国の支持を得ました。

2.今回の会合の概要

 「3R産業―アジア太平洋地域における資源効率社会及び持続可能な観光開発に向けた次世代3Rの方向性」を全体テーマとし、その下に「3R動向と展開の進化」、「持続可能な都市とコミュニティの構築における3Rインターフェイスの有効化」、「小島嶼開発途上国(SIDS)における持続可能な観光産業」、「拡大生産者責任(EPR)及び持続可能な資源管理のための産業エコロジー助成金」など、7つの小テーマを設定しています。これらについて、全体会合及びラウンドテーブルにおいて議論を行い、議長サマリーが採択される予定です。

3.開催日程

  平成27年8月16日(日)~19日(水)

※8月16日はプレイベント(MALDIVES National 3R Day)

4.開催場所

モルディブ共和国マレ市

  (会場:Dharubaaruge, Malé)

5.主催

日本国環境省、モルディブ共和国環境・エネルギー省、モルディブ共和国観光省、国際連合地域開発センター

(UNCRD)

6.使用言語

  英語

7.参加者

 アジア太平洋諸国の政府、国際機関、研究機関、援助機関、民間企業、NGOの代表、専門家等が参加することとなっています。

 環境省からの出席者につきましては、調整中です。

添付資料

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
直通:03-5521-8336
代表:03-3581-3351
室長  :田中 良典 (内線 6831)
企画官 :松田 和久 (内線 6898)
室長補佐:須賀 義徳 (内線 6814)
係長  :大東 淳  (内線 6819)
担当  :鈴木 隆博 (内線 6819)

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