報道発表資料

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2015年06月30日
  • 自然環境

「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクト中間とりまとめの公表について(お知らせ)

 環境省では、森里川海の恵みを将来にわたって享受し、安全で豊かな国づくりを行うため「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトチーム※を立ち上げ、これまで地方公共団体、有識者、先進的な取組を行っている方々との対話や議論を行ってきました。
 今般、これらの議論を踏まえた中間とりまとめを公表したので、お知らせします。

※「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトチーム
 官房長をチーム長として、総合環境政策局、自然環境局、水・大気環境局及び地球環境局の職員28名で構成。また、外部アドバイザーとして涌井史郎氏ほか4名の有識者が参加。

1.「つなげよう、支えよう森里川海」プロジェクトについて

 私たちの暮らしは、豊かな飲み水、きれいな空気、食料や資材、自然が持つ防災・減災機能、自然の上に成り立つ特色ある文化やレクリエーションなど、森里川海からの恵みによって支えられています。

 一方、森里川海は、過度の開発や利用、管理の不足等により、つながりが分断されたり、質が低下しており、さらに気候変動の進行によってこれらに拍車がかかっている。人口減少、高齢化が進行する中で、どのように森里川海を管理し、それを通じて地方を創生していくかが課題です。

 このため、本プロジェクトでは、有識者や先進的な取組を行っている方々との対話や議論を行い、森里川海の恵みを将来にわたって享受し、安全で豊かな国づくりを行うための基本的な考え方と対策の方向をとりまとめました。

 なお、これまで行われてきた勉強会の概要は、下記URLを御参照ください。

 URL:https://www.env.go.jp/nature/morisatokawaumi/


2.中間とりまとめについて

 とりまとめの概要は資料1、本文は資料2のとおりです。

 本とりまとめは、勉強会での議論、多くの方々からのご意見を踏まえたものであり、これらの方々を執筆者に加えてとりまとめたものです。今後、本とりまとめへの賛同者を募り、随時公表していく予定です。

資料1 中間とりまとめ(概要)

資料2 中間とりまとめ(本文)

3.今後の展開について

 環境省では中間とりまとめの考え方に対し、国民1人ひとりの理解と賛同を得るため、全国で開催するシンポジウムやミニフォーラム、ウェブやネットワークを通した情報発信を通じて、国民運動へと広げていきます。

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8274)
課  長  鳥居 敏男(6430)
課長補佐  山本 麻衣(6435)
室長補佐  速水 香奈(6665)
環境専門員 長澤 綾 (6438)

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