公害健康被害補償不服審査会会長の選任について（お知らせ）

平成２７年４月１日、公害健康被害の補償等に関する法律第１１８条第１項の規定に基づき、委員の互選により、佐脇浩委員が会長に選任されたものである。
なお、佐脇浩委員の同年３月３１日の第１期の委員任期切れを受け、引き続き４月１日より第２期継続として国会の同意を得られたため、改めて会長の選任を行ったもの。

《佐脇浩会長の略歴》

　　昭和３３年生（５６歳）
　　　　６０年３月　　名古屋大学法学部卒業
　　平成　元年４月　　最高裁判所司法研修所卒業
　　　　　２年４月　　弁護士開業（東京弁護士会）
　　　　２４年４月　　公害健康被害補償不服審査会　委員
　　　　２５年１２月　公害健康被害補償不服審査会　会長

【参考：公害健康被害の補償等に関する法律（抜粋）】

　　第百十八条　審査会に会長を置き、委員の互選によつて常勤の委員のうちからこれを定める。

【公害健康被害補償不服審査会について】

　　公害健康被害の補償等に関する法律（昭和４８年法律第１１１号）第１１１条に基づき、国家行政組織法第８条に位置づけられる審査機関として環境庁長官（当時）の所轄の下、昭和４８年に設置。委員は６人で構成され、衆参両院の同意を得て環境大臣が任命する。
　次の行政処分に対する審査請求事件を取り扱い、その裁決は、行政不服審査法第４３条第１項により、関係行政庁を拘束する。

1. 【1】公害健康被害の補償等に関する法律に基づく都道府県知事等の認定又は補償給付の支給に関する処分
2. 【2】石綿による健康被害の救済に関する法律（平成１８年法律第４号）に基づく独立行政法人環境再生保全機構の認定又は救済給付の支給に関する処分